CEOのWang氏に伺いました

何をしている会社ですか？

Wang：NGAは次世代アプリの開発・運営を行う企業です。

私たちは、先端技術をアプリに実装し、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスを提供することで、社会のリソース効率を高め、社会課題の解決を目指しています。

主なサービスは、日本初の第3世代AI採用サービス『HelloBoss』です。私たちが特許を取得した独自のAI技術により、企業と求職者のマッチング・チャット機能を提供し、採用の効率アップとコストダウンを実現しています。

さらに、ChatGPT技術を活用した求人募集要項の自動作成や、求職者の自己PR自動作成、生成AI技術を用いた履歴書写真の自動生成機能を通して企業と求職者の両方の効率化をサポートします。

また、国内最大級の540万社の企業データベースも無料で提供しており、求職者の企業情報収集に役立つと同時に、企業側のサービス導入の自動化を実現しています。

料金体系について、求職者は無料で利用でき、求人側も月額無料から利用が可能です。さらに、採用成功時の手数料が一切かからないため、企業の採用コストを大幅に削減できます。

リリースから1年でユーザー数が10万人を突破し、HRサービスとして最速の成長を記録しました。現在では、1,000社以上の企業に導入されており、DIORやMarriott、Estée Lauderなどのグローバル企業をはじめ、数多くの中小企業にもご利用いただいています。

なぜこの会社を立ち上げたのですか？

Wang：NGAは、Next-Generation Applicationsの略であり、「次世代アプリ」が社会の進化の鍵を握ると信じています。

設立に先立ち、私たちは2年間をかけて海外の次世代アプリを研究し、そのパワーを深く理解しました。特に、日本社会においては、リソースの非効率解消や社会課題の解決に次世代アプリが不可欠であると確信しました。

NGAは私にとって3度目の起業です。以前の広告事業やコンテンツの輸出事業で成功を収めましたが、スタートアップを運営する中で、中小企業が優秀な人材を確保する難しさを痛感しました。これが、HelloBossを開発する動機となりました。

そして、リクルートホールディングスでの5年間の修行を通じ、採用市場のボトルネックを深く認識しました。従来の職業紹介プロセスの長さや手数料の高さが企業にとって大きな負担となっており、採用の効率を妨げていました。『HelloBoss』は、AI技術を駆使してこれらの課題を解決し、より多くの企業が利用できる次世代アプリとして誕生しました。

これからの目標はありますか？

Wang：『HelloBoss』の目標は、日本の採用市場においてインフラ的な存在となり、AIの力で人材流動性を高め、経済活力を向上させることです。

現在、首都圏や大阪商圏の企業を中心に導入されていますが、今後は地方にも拡大する予定です。独自のAIアルゴリズムと格安の料金体系で、地方企業の情報発信や人材獲得を支援することで、地方の活性化に寄与していきます。

将来のビジョンとして、日本社会全体の人手不足問題に対応するため、海外人材の活用を視野に入れています。少子化が進む中、海外人材の活用は不可欠です。

『HelloBoss』はすでにグローバル版をリリースしており、将来的にはワンクリックで海外人材を採用できる仕組みを整備する予定です。これにより、企業が簡単かつ効率的に海外人材を採用できる環境を提供し、日本全体の人材課題を解決することを目指しています。

最後に一言お願いします

Wang：『HelloBoss』は日本唯一の第3世代AI採用サービスですが、海外では同様のAI採用サービスが短期間で時価総額1兆円を超えるデカコンに成長した成功事例もありますので、ぜひ私たちと共に、AIの力で、日本の人材流動化を高めていき、新たな人材採用の未来を築いていけたらと思います。