鈴木氏に伺いました

何をしている会社ですか？

鈴木：Wonder.3は、広告、PR、インフルエンサーマーケティングの専門性を集結した新東通信、共同PR、VAZの3社で組成された次世代マーケティングエージェントユニットです。

「新しい時代に新しい価値体験をつくる」を掲げ、私たちはWeb3や生成AIなどの最先端技術と知的財産を組み合わせ、消費者との新たなコミュニケーション手段を探求しています。

エンターテインメントの力を生かし、感動と共感を生み出す体験を通じて社会へ貢献し、マーケティングの新たな潮流を築くことを目指しています。

そして、新しい時代を牽引する意欲的なスタートアップとの共創により、さらなるイノベーションを目指しています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は？

鈴木：例えばWonder.3の主管会社となる新東通信では、CIRCULAR DESIGN STUDIO.（CDS）というプロジェクトチームを通じて、白馬村をはじめとした自治体と、さまざまなオープンイノベーションの取り組みを推進しています。

「サーキュラーエコノミー」をテーマにした「GREEN WORK HAKUBA」カンファレンスでは、「持続可能なマウンテンリゾートの実現」のため、白馬村と協力して国内外のサーキュラーエコノミーの実践者を招致し、知識の共有や地域での実装に向けたディスカッションを開催しています。

さらに、白馬村での「サステナビリティ教育」の推進や、Web3.0技術を活用した「Non-Fungible HAKUBA」プロジェクトなど、地域の活性化と持続可能な社会の実現に向けた共同プロジェクトを数多く手がけてきました。

このように、自治体の教育、環境保護、地域資源の活用を中心に、持続可能な開発目標の達成と新しい価値創造に向けて、スタートアップや大手企業新規事業チームとの共創プロジェクトに取り組んでいます。

御社の課題は何ですか？スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか？

鈴木：Wonder.3としては、広告・PR・インフルエンサーマーケティングの強みを活かしつつWeb3や生成AIを活用したエンターテインメント分野での新たなビジネス機会の創出と、次世代マーケティング戦略に基づいたサービス開発に注力しています。

日本政府が推進する将来像である「Society5.0・超スマート社会」に向け、コンテンツとテクノロジーを活用したエコシステムの構築にも力を入れています。次世代コミュニケーションによる経済発展と地域創生両立できるエコシステムをより一層推進したいと思っています。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか？

鈴木：弊社は長年広告やPRでのコミュニケーション領域を強みとしているため、特にテクノロジーを活用したエンターテインメント領域でのビジネス創出や、サステナビリティを重視した地域創生支援に貢献できるスタートアップに対して、Wonder.3との連携や、共創機会を提供できればと考えています。

最後に一言お願いします

鈴木：スタートアップの皆さま、Wonder.3と一緒に新しい波を起こしませんか？
皆さまのアイデアと技術力、情熱でWeb3やAIをはじめとした次世代マーケティングを一緒に探求しながら明るい未来を創り上げていきたいです。スピード感あふれる取り組みを推進していきましょう！