- インタビュー
2023年01月23日
縦型ショートドラマクリエイター - GOKKO
- 株式会社GOKKO
田中 聡 - 代表取締役
2022年12月16日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ9社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
6社目はGOKKOです。TikTokを中心に縦型のショートドラマを制作するスタートアップです。今回は、GOKKO 代表取締役の田中氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- ごっこ倶楽部は、TikTokを中心に縦型のショートドラマを制作しています。
代表取締役の田中氏に伺いました
何をしている会社ですか?
田中:
ごっこ倶楽部は、TikTokを中心に縦型のショートドラマを制作しているクリエイター集団です。縦型ショートドラマはショート動画プラットフォームの大国である中国で、最も伸びている注目カテゴリです。現在、縦型×短尺×ドラマでは、名実ともに日本一です。
ビジネスモデルは、再生数に応じて収益化が入る仕組み(Pulse、Adsenseなど)のプラットフォーム収益と、ドラマで企業PRをする(ブランデッドムービー2.0のようなもの)企業アカウント収益で成り立っています。この2軸だけで、最低でも16億円の売上を見込んでいます。(※24年度目標)
なぜ会社を立ち上げたのですか?
田中:新ジャンルでゲームチェンジが起きている領域じゃないと今から世界で戦えないと考えTikTok一択に絞り、クリエイターで作れるコンテンツの上限は見えているため法人化させました。
また、従来のマネタイズモデルだと継続的にバズるコンテンツを作り続けることは出来ません。そこで、ビジネスモデルを一新し、資金調達を実施しました。我々の理念は、世界を驚かすコンテンツを作ることです。世界が驚くコンテンツを作り続けることが我々の使命です。
これからの目標はありますか?
田中:今やドラマの代名詞はアメリカや韓国となり、かつての映像大国だった日本ドラマは見る影もありません。「日本の映画やドラマはもう終わった」と言われ始めていますが、私は全くそう思いません。日本のクリエイター、また日本が手掛けるクリエイティブは世界に一つも負けていない。
ただ、現時点では、制作フローやマネタイズ・ビジネスモデルが原因で日本のクリエイティブがアメリカや韓国に遅れを取っているのは事実です。我々は、新たなマネタイズプラン、ビジネスモデルを確立することで、日本のコンテンツが世界でも十分に戦える、世界一になれることを証明します。
最後に一言お願いします
田中:仮に、過去に戻れたとして2014年にヒカキンに会ったらどうしますか?2016年にANYCOLORと出会えたらどうしますか?2018年に鬼滅の刃の制作に携われるとしたらどうしますか?今、ごっこ倶楽部は、2014年のクリエイター・ヒカキンであり、2016年のスタートアップ・ANYCOLORであり、2018年のコンテンツホルダー・鬼滅の刃です。
我々が求めてるのは「今」です。世界を驚かす面白いことを「今」一緒にやりましょう。お声がけお待ちしています。
- めぇ〜ちゃん
- TikTokでは100万人近くのフォロワーを抱え、TikTok Award JAPAN2022でも受賞されるなど、大人気のごっこ倶楽部。今後もぜひチェックしてみてください!それでは次回もお楽しみに!
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