
2026年06月18日
3,900万人就業ブルーカラー争奪戦時代の挑戦 - X Mile
- X Mile株式会社
野呂 寛之 - 代表取締役CEO
今回は。ノンデスク業界に特化したHR・ITプラットフォームを展開するスタートアップX Mile。
今回はX Mile代表取締役CEOの野呂 寛之氏に話を伺った。
目次
めぇ〜ちゃん- X Mileは、ノンデスク業界に特化した人材採用・キャリア支援サービス「クロスワーク」を提供スタートアップです!
創業の経緯を教えて下さい
野呂:16歳で単身渡米した際、目的意識を持つ海外の若者と日本人留学生との差に強い危機感を抱き、「自ら行動を起こす」ことの重要性を痛感しました。この原体験が創業の出発点です。
その後、Terra Motorsでの海外拠点立ち上げやペイミー取締役COOを経て、建設・製造・物流など現場職の深刻な人手不足とDXの遅れに繰り返し直面。労働人口の約6割を占めるノンデスク産業が、社会的価値の高さに見合った支援を受けられていない実態に強い課題感を持ちました。この社会課題を解決し、テクノロジーで現場が誇れる産業インフラを構築することを使命に、2019年にX Mileを創業しました。
サービスの具体的な内容を教えてください
野呂:ノンデスクワーカー向け人材プラットフォーム『クロスワーク』を中核に、物流・建設・製造など幅広い現場職領域で採用支援とSaaSを展開しています。現在、会員数100万人・契約事業所3万社を突破し、トラックドライバーや施工管理者など多様な職種の登録があります。
競合優位性は主に2点です。第一に、ノンデスク領域への早期特化による高い企業信頼性。第二に、デジタルマーケティングを活用した圧倒的な集客力です。組織規模も国内トップクラスの約600名を誇ります。さらに採用支援とDXの両軸で事業展開しており、採用業務のデジタル化もワンストップで提供できる点が他社との差別化ポイントです。
今後の事業展望や目標を教えてください
野呂:目指すのは、ノンデスク産業における総合的な支援プラットフォームです。採用支援にとどまらず、生産性向上につながるSaaSプロダクトの展開や事業承継支援など、現場産業が抱える多様な課題に複合的にアプローチしていきます。
国内のノンデスクワーカーは約4,000万人と労働人口の約60%を占めており、まずはこの巨大市場全体へのサービス提供を目指します。さらに中長期的には、グローバルで労働人口の約80%を占めるノンデスクワーカーへの展開も視野に入れています。テクノロジーを通じて現場が誇れる産業インフラを構築し、ノンデスク産業全体の発展に貢献することがX Mileの使命です。
Mugenlabo Magazine読者へのメッセージ
野呂:日本は平和で規律ある国ですが、その環境ゆえに挑戦する若者が世界と比べて少ないように感じています。幕末や戦後の復興期にあった起業家精神が薄れつつある今こそ、新しい産業と価値を生み出す挑戦者が求められているのではないでしょうか。
X Mileは「令和を代表するメガベンチャーを創る」をビジョンに掲げ、平均年齢20代後半の若いチームで日本の巨大産業の変革に取り組んでいます。「今、この瞬間を全力でやり抜こう(JSIK=人生一回)」の精神のもと、目の前の課題に真剣に向き合うことが未来の日本をつくると信じています。業界の垣根を越えて、共に新しい価値を生み出せる方々と出会えることを心より楽しみにしております。

