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2023年03月17日

株式会社クラダシが最優秀賞を受賞!「TAP 2022 Demo Day」参加レポートー

3月14日、東急グループが提供する東急アライアンスプラットフォーム(TAP)の主催イベント「東急アライアンスプラットフォーム 2022 Demo Day」が開催されました。この記事では、応募企業と東急グループが登壇する「事業共創ピッチ」のコーナーについてMUGENLABO Magazine編集部の新米記者めぇ〜ちゃんよりお送りします。


めぇ〜ちゃんMUGENLABO Magazine編集部
本誌の新米記者。事業共創やオープンイノベーション、CVCに関する知識を勉強しながら、MUGENLABO Magazineの制作に携わる。

東急アライアンスプラットフォームとは

東急アライアンスプラットフォーム(TAP)は「共に、世界が憧れる街づくりを」というコンセプトのもと、東急グループの幅広い顧客接点とアセットを活用して、スタートアップ企業などとの事業共創により新たな価値を創出し続けるプラットフォームです。

東急グループ30事業者(22社)が参画し、19の対象事業領域で事業共創を推進しています。昨年に続き、ライブ配信形式で行われたTAP 2022 Demo Dayの事業共創ピッチには、5社のスタートアップが登壇されました。

めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
どんな企業が登壇されたのか、事業共創ピッチをレポートします!


会場の様子

事業共創ピッチ

  1. 【登壇】SUSHI TOP MARKETING株式会社 × 東急電鉄株式会社
  2. SUSHI TOP MARKETING社は、NFTを簡単に受け取れる「NFT Shot」の開発などを行うスタートアップです。東急電鉄株式会社は、SUSHI TOP MARKETING社のサービスを活用して新たなデジタル顧客接点の獲得を目指します。

    3月18日より、東急新横浜線開業を記念した鉄道車両やヘッドマークなど4種類の限定デザインNFTの無料配布も実施されます。また、それに合わせて、「TOKYU RAILWAYS NFT PROJECT」という東急電鉄NFT特設サイトを公開し、NFT所有者だけが楽しめる特典コンテンツなども公開していくそうです!


    ご登壇時の様子

    めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
    SUSHI TOP MARKETING社の徳永CEOには、以前Web3起業家としてインタビューさせていただきました!
  3. 【登壇】AXELL株式会社 × 東急株式会社
  4. AXELL社は、IoTスマートKENDAMA「DENDAMA」の開発や、社会問題などを謎解きを通して改善していく「TRIAD」を展開するスタートアップです。東急株式会社とは、昨年10月から「信州上田別所 線謎解き~失くした記憶と忘れられた龍~」、昨年12月から東急グループ創立100周年記念イベントとして「時の魔女と100の約束」を実施するなど、様々な取り組みを行っています。今後は2社で、謎解きを通したエリアや各地域の特徴や魅力の認知拡大を図っていくということです!


    ご登壇時の様子

  5. 【登壇】株式会社クラダシ × 株式会社東急モールズデベロップメント
  6. クラダシ社は、日本のフードロス削減を目指した社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi」を運営するスタートアップです。事業共創を行う株式会社東急モールズデベロップメントは、二子玉川ライズ・ショッピングセンターやたまプラーザ テラス、みなとみらい東急スクエアなど複数の商業施設を運営し、そのうち4つの施設で「Kuradashi」のPOPUP SHOPを開催しました。

    そして、2023年5月下旬にはオンラインとオフラインを連携させたフードロス削減を目指した常設店舗を横浜市青葉区にあるたまプラーザ テラスが設置されます。


    ご登壇時の様子

  7. 【登壇】ノウンズ株式会社 × 株式会社東急エージェンシー
  8. ノウンズ社は、消費者分析に必要なあらゆる情報をリアルタイムに取得し、消費者の“イマ”を読み解くためのリアルタイムデータプラットフォーム「Knowns Biz」を提供するスタートアップです。

    共創内容について、株式会社東急エージェンシーが開発した独自の分析やフレームとノウンズ社のビックデータを掛け合わせることで、データ取得から分析までをクラウド上で行える新サービスの共同開発を行っています。実証実験が終わったら、新サービスを活用したデータビジネスの共同事業化を目指します。


    ご登壇時の様子

  9. 【登壇】株式会社アジラ × 東急セキュリティ株式会社
  10. アジラ社は、最先端の施設向けAI警備システム「アジラ」を提供するスタートアップです。東急電鉄渋谷駅に設置されている防犯カメラを使用し、駅構内で起きそうな乗客同士のトラブルや異常行動の予兆などを検知する実証実験を行いました。

    その実験により、禁止エリアへの進入検知で警備員や警備システムなどとの連携、高い検知精度を確認できたということです。今後は東急グループへの展開や「沿線地域の安全・安心」の実現に向けた事業共創を推進します。


    ご登壇時の様子

    めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
    アジラ社は、1月に開催された世界最⼤規模のテクノロジー⾒本市「CES2023」にも参加されています!

    受賞式

    5社のスタートアップが登壇され、それぞれパートナー企業との共創についてお話いただいたのち、今年度のDemo Dayでは「渋谷賞」「二子玉川賞」「SOIL賞」「オーディエンス賞」「東急賞」が審査員により選定されました。

    緊張感が漂う中、「渋谷賞」はアジラ社、「二子玉川賞」にはノウンズ社、「SOIL賞」はSUSHI TOP MARKETING社とAXELL社、「オーディエンス賞」にはクラダシ社が受賞されました。そして、最後には東急株式会社 取締役社長 髙橋氏による、最優秀賞に当たる「東急賞」の結果発表が行われ、見事クラダシ社が受賞されました!

     
    授賞された皆さま

    クラダシ社は、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションとして掲げながら「Kuradashi」を展開しています。サイズ違いや少しの傷などで捨ててしまう可能性がある企業商品をKuradashiの利用者に届けることで、企業は廃棄物の削減、利用者はお得に買い物ができ、そしてフードロス削減に繋がるというサービスです。また、売上の一部は社会貢献団体に寄付される仕組みとなっており、社会貢献性の高い活動をされています。


    ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」

    Demo Dayでは、東急グループがフードロス削減に課題を持つ企業との繋がりが多いという点で親和性や、Kuradashiを利用すれば購入金額の一部を自分が応援したい社会貢献団体に寄付できるという点で持続可能な社会の実現への貢献に繋がることから、最優秀賞に選ばれたということです!

    めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
    様々な事業共創の事例に触れることができたイベントでした!今後も、日本のスタートアップが集まる地に登場しますので、次のレポートもぜひお楽しみに!以上新米記者めぇ~ちゃんでした!!

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