交通取り締まりデジタルツインソリューションを提供 - Hayden AI

Hayden AI Technologies Chris Carson: CEO

KDDIは、機械学習を活用したデジタルツイン・交通取締ソリューションを提供するHayden AI Technologies, Inc.へ出資したことを公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。

今回はCEOのChris Carson氏にお話を伺いました。

CEOのChris Carson氏に伺いました

何をしている会社ですか？

Chris Carson：Hayden AIは、AIと地理空間分析のグローバルリーダーです。AI、コンピュータビジョン、データサイエンス、交通、行政テクノロジー(GovTech)のエキスパートがチームを牽引しており、行政や企業のために現実世界の問題を解決する未来を構築しています。

なぜ会社を立ち上げたのですか？

Chris Carson：Hayden AIは、都市環境におけるAIを活用した問題解決技術へのニーズの高まりに対処するために設立されました。私たちは、モビリティの管理において都市が直面している課題を目の当たりにし、AIとコンピューター・ビジョン技術を活用してスマートかつ効率的なソリューションを開発する機会を見出しました。

AIを搭載したカメラとセンサーを利用することにより、Hayden AIは世界中の都市で生活し、労働し遊ぶ人々の生活の品質を向上するリアルタイムでのインサイトとデータ分析を提供し、よりスマートかつサステナブルな地域社会の発展に貢献します。

交通違反がないか自動検知中

これからの目標はありますか？

Chris Carson：Hayden AIのミッションは、行政や企業の現実世界での課題を解決する方法に革命をもたらすAIと地理空間技術を開発することです。バスレーンやバス停の取り締まりからデジタルツインモデリングまで、私たちのクライアントは、交通機関のスピードアップ・安全な道路の建設など、サステナブルな未来を創造するために弊社のモバイルパーセプションシステムを活用しています。

KDDIからの出資によって期待していることはありますか？

Chris Carson：KDDIの出資は、Hayden AIの新プロダクトのローンチ、新市場への進出、競争力の強化、さらに成功可能性を最大化するために必要なリソースと資本を確保するのに役立ちます。私たちは幸運なことに、高度に差別化された技術と、ユニークで明確に定義された製品市場適合性を持っています。KDDIの投資は、私たちの成長を促進し、イノベーションの制約を押し広げる助けとなるでしょう。

最後に一言お願いします

Chris Carson：私たちのプラットフォームには多くの用途があります。新たなユースケースを展開し、新プロダクトをローンチする中で、日本のお客様にも米国のお客様と同じ価値を提供できることを願っています。 AIと地理空間分析がより社会に浸透し定着するにつれて、私たちは企業や政府がこれまで解決不可能と考えていた問題を解決するための最前線に立つことになるでしょう。