代表取締役の神原氏に伺いました

何をしている会社ですか？

神原：認識のすれ違いに早い段階で気づき擦り合わせていくことで良好な関係を維持していくためのカップルコーチング事業を運営しています。結婚・出産などのライフイベントや記念日のような節目を迎える前後に、改めてカップル・夫婦でお互いの理想を擦り合わせビジョンを作りたいという方に使っていただいています。

内容は、60分〜90分間オンラインでファシリテーターと対話するというもの。関係が長くなるほど、人は相手の気持ちや考えを無意識に想像で補ってしまいがちですが、ファシリテーターとお話いただくことで「そんなことしたいと思ってたのね！」「そこまで本気で考えてたのね！」と気づけたり、対話しましょうという時間だからこそ話せる照れくさいことや言いにくいことを話すことができます。

1回のみのご利用も可能ですが、4ヶ月以上月1回ほど継続して対話を重ねた方々は、日常で会話時間が増え、お互いへの信頼感が高まったというお声があります。

なぜ会社を立ち上げたのですか？

神原：「家庭の孤独・孤立をなくす」をミッションに2022年に起業しました。掲げる、リレーションシップケアカンパニーです。この人と一緒に居たいと選んだパートナーでも、結婚してから存在が当たり前になり関係を育む努力をしないと、次第に感謝を忘れ、喧嘩が増え、家庭に居場所がなくなってしまうということを目の当たりにしてきたことが起業のきっかけです。

企業組織ではビジョンや目標を共有したり、定期的に1on1をしてお互いの状態を確認したりするのに家庭ではされていません。わたしたちはカップル・夫婦でも定期的に対話する時間を作ることを文化にして、どんな変化があってもふたりで対話を重ねて乗り越えられると思えるような信頼の土台作り（リレーションシップケア）をしていきます。

これからの目標はありますか？

神原：昨今1人1人の価値観の多様性を尊重する風潮になってきていますが、もちろん結婚観・家族観も多様化していきます。だからこそ、より多くのカップル・夫婦が自分たちであり方を見つけていけるという成功体験を、私たちの事業を通して1人でも多くの方に届けたいです。

そのために、対話を重ねながら作っていく夫婦のホームパーティープロデュース事業に挑戦したり、カップル・夫婦２人で対話される前のサポートとしてパーソナルメンタリングのサービスを仕掛けています。これらの新しい取り組みを通して、これまでサービスをお届けできなかった方にも広げていくことを目指します。

最後に一言お願いします

神原：わたしたちが向き合っている社会課題の解決は、競争ではなく、共創によってしか実現しないと考えています。プレーヤーが増えて、市場が大きくなり、社会の当たり前が変わっていく…となるまで道のりは長いかもしれませんが、遠くへ行くならみんなで。

ビジョンや想いに共感していただける方や企業さんは、ユーザーとして体験してくださるのはもちろん、協業相手・運営メンバーそれぞれ募集しておりますので、応援よろしくお願いします！