カントリーマネージャーの池田氏に伺いました

何をしている会社ですか？

池田：Cosmose Mediaは、世界のラグジュアリーブランドが積極的に活用する高精度位置情報（来店情報）を用いた広告配信プラットフォームです。現在、アジア中国圏の数億デバイスの位置データをもとに広告配信する事ができます。

例えば、上海でラグジュアリー店に訪問する富裕層に対して日本企業が広告配信をし、その広告を見た人が来日した際に自店舗に来店したかを簡単に計測することができます。このテクノロジーを使うことで、訪日観光客に対するインバウンド広告を打つことができます。また別の例として、日本で越境ECを展開するアパレルショップやジュエリーブランドが、自社ブランドと親和性が高い中国国内の店舗に来店しているユーザー層に対してアウトバウンド広告の配信をすることも可能です。

シンガポールで１位を獲得したアプリKaiKaiは、アプリ上で購入した商品を店舗で受け取る事ができる新感覚のECアプリです。KaiKaiアプリユーザーは、100秒限定シークレットセール・LIVESTREAM・ゲームコンテンツ・ポイントキャッシュバック等を通して、お得に楽しくショッピングする事ができます。既に多くのファッションブランド・カフェ・レストラン・ジム・サロンなどとの提携が決まり、2023年に日本に上陸予定となっております。

なぜ会社を立ち上げたのですか？

池田：Cosmose, Inc. はForbes Under30にも選出されたMiron Mironiukによって創業されました。オンラインでは当たり前にできているリターゲティングやコンバージョン計測ですが、オフラインで同じことを実現するには難易度や費用が高く、広く普及していない状況です。EC化が進んでいるとはいえまだまだオフラインでの購入が多く、この莫大なオフライン市場をテクノロジーを用いて理解することができれば大きな価値になります。

Cosmoseプロダクトはいよいよ日本でもご提供可能になりました。日本においては独自性の高いオムニチャネルテクノロジープロバイダーとして展開して参ります。

これからの目標はありますか？

池田：短期的にはCosmose Mediaを使ったインバウンドやアウトバウンドでのアジア圏に対するマーケティング施策支援になります。日本企業による中国圏・東南アジア圏に対する市場開拓を支援します。中長期的にはECアプリKaiKaiの国内展開になります。アフターコロナ時代の積極的なリアル店舗への送客をKaiKaiを通して実現させたいと思います。日本のオン/オフラインショッピングに我々のプロダクトで新しい風を巻き起こして参ります。

最後に一言お願いします

池田：当社はリアル店舗への集客支援と、インバウンド/アウトバウンドマーケティング施策支援を実施します。各国が取り組んでいる個人情報保護法を遵守しながらキャンペーンを開始することが可能です。多くの企業様からのパートナーシップやサービス導入のためのご提案の機会をいただいております。中国・東南アジアへのインバウンド/アウトバウンド対策や、国内店舗への来店誘導施策を検討中の企業様は、お気軽にご連絡いただければ幸いです。