- インタビュー
2021年11月12日
3DアバターとブロックチェーンでXRビジネスを推進する - Pocket RD
- 株式会社PocketRD
籾倉 宏哉 - 代表取締役
KDDIは、自身のアバターの自動生成・編集システム「AVATARIUM」を運営しているスタートアップ、PocketRDへ出資したことを公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。
今回はPocketRD 代表取締役の籾倉氏にお話を伺いました。
代表取締役の籾倉氏に伺いました
何をしている会社ですか?
籾倉:当社は、自身のアバターの自動生成・編集システム「AVATARIUM」と、ブロックチェーン技術を活用したNFT 3DCGマーケットプレイス「Pocket Collection」を開発し、ビジネスを展開しております。
「AVATARIUM」機能説明
「Pocket Collection」機能説明
なぜ会社を立ち上げたのですか?
籾倉:「ニッポン発。今ここにない未来を創る」をビジョンとし、XR技術を駆使し、来る新しい時代のコミュニケーションをより豊かにするために、PocketRDを創業しました。世界中の3D技術の粋を集め「より新しく」「より面白い」を、革新的なXR技術によってリアルとバーチャルが融合する未来をカタチにすべく、日夜邁進しております。
これからの目標はありますか?
籾倉:創業時には台頭していなかった、メタバースやNFT、XRなどの言葉が一般化されつつある今、ブームを時代の変化に変え、リアルとバーチャルの融合を新しい文化として確立することができる企業でありたいと思っています。
そのためにも他に類を見ない基幹技術を強化し、難しい言葉や技術を理解しなくとも、リアルとバーチャルの世界を融合することができる基盤になりうる新しいプラットフォームを世に送り出し続けたいと考えております。
資金調達を通して期待していることはありますか?
籾倉:期待しかないです笑。この秋、お仕事でご一緒した皆さんの柔軟性と、そのお仕事の推進スピードは他に類を見ない凄まじさで「これがKDDIさんのオープンイノベーションか」と感動と感謝を覚えたのは記憶に新しいです。
日本発、世界を席巻するプラットフォームを二人三脚で作り上げたいと考えることができるのであれば、これほど新しくて面白いことはありません。
最後に一言お願いします
籾倉:日本のプロダクトやプラットフォームの信頼性が高いということは、世界中から評価されているポイントだと思います。ただ、欧米を中心とする企業が持つ「言ったもん勝ち」「やったもん勝ち」なスピード感と、多言語化を前提とした事業開発を前提にした「未来づくり」が、今のニッポンには必要だと確信しています。
先人たちが作ってくださった、この豊かなニッポンを、次の世代に受け継ぐための挑戦を、多くの皆さんとご一緒したく「いっしょにやったるわ」なお声がけをお待ちしております!
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