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2024年03月27日
スイングバイIPOによるソラコムの東証グロース市場への上場
KDDIは2024年3月26日、KDDIグループの株式会社ソラコムが「スイングバイIPO」により東京証券取引所グロース市場へ新規上場したことをお知らせした。
ソラコムは2017年8月にKDDIグループに参画し、IoT事業を成長させてきた。IoTプラットフォーム「SORACOM」は、世界中のエネルギー、製造、金融、コンシューマー製品、ヘルスケア、農業などさまざまな業界の2万超のお客さまにより、600万回線を超えるデバイスをつなぐ通信として利用されている。ソラコムは創業当初から「つながる社会」を作り上げるお客さまを支援するグローバルプラットフォームを目指しており、本上場によりさらなる事業成長とグローバル展開を加速させていく。
KDDIにおいても、国内・海外含めた法人事業ブランド「KDDI BUSINESS」を強化し、業界別プラットフォームを構築していく上で、IoTの拡大はさらに重要となってくる。KDDIはお客さまの事業成長を支援し、社会課題解決により貢献していくためにも、ソラコムの成長に対して積極的にサポートしていく。
KDDIは今後も、グローバルに通用するスタートアップ企業の上場を支援し、ソラコムをモデルとした「スイングバイIPO」の案件をさらに作り出していく。
ソラコムは、2017年8月にM&AによりKDDIグループに参画し、2020年から「スイングバイIPO」による上場の準備を進めてきました。KDDIには、スタートアップとしての初期フェーズからソラコムの技術とグローバルプラットフォームになるという想いを理解いただきました。
M&A以降ソラコムは、IoTビジネスでの協業、KDDIのサービス開発や新技術の研究開発に参加する機会やグローバル展開の支援をいただき、ビジネス基盤を固めることができました。改めて、ともに歩んでいただいたKDDIの皆さまのご支援に感謝申し上げます。
ソラコムは、IoT技術で社会を進化させるお客さまを支援するグローバルプラットフォームとして、テクノロジーイノベーションとさらなる事業の成長を目指してまいります。
ソラコム 玉川社長
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