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2024年03月07日
日本を代表する戦略家 森岡氏が新テーマパーク開業にかけた想いとは ~イマーシブ・フォート東京 体験レポート【後編】~
2024年3月1日、株式会社刀は、世界初となるイマーシブ・テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」を開業しました。「イマーシブ・フォート東京」は、東京・お台場エリアに新たに開業するイマーシブテーマパークです。様々な物語の“当事者”として体験する「イマーシブ体験」のみで構成されていることが特徴で、「テーマパークを超える“完全没入体験”」を可能としています。オープニングセレモニーは、経営危機にあったユニバーサル・スタジオ・ジャパンを劇的に再建させた実績を持つマーケター、刀 代表取締役CEO 森岡氏のスピーチから始まりました。後編では、森岡氏による「イマーシブ・フォート東京」への想いについてお伝えします。
前編:https://mugenlabo-magazine.kddi.com/list/immersivefort/
オープニングセレモニー
- 世界で流行しているライブエンターテイメント
- 十人十色の体験
ロンドンやニューヨークなど、世界各地ではライブエンターテイメントが大流行していることを挙げて話始めました。「イマーシブ体験」は、2000年代のロンドンで始まった「イマーシブシアター」という体験型演劇作品から生まれたもので、観客がただ見るだけでなく演劇に参加し作品の一部となることに注目が集まり新しい体験として話題となりました。近年デジタルエンターテイメントが進む一方で、森岡氏は『この生の刺激を提供するライブエンターテイメントの重要性が高まっており、「イマーシブ」体験による「ハラハラドキドキ」は従来のテーマパークでは得られなかった新しい楽しみ方です。』と語りました。
従来のテーマパークでは、多くの人が同じ体験を共有します。森岡氏は『パレードを見たり、アトラクションに乗るとき、全員がほぼ同じ体験をします。しかし、「イマーシブ・フォート東京」では、訪れる人ひとりひとりに個別化された体験の提供を目指しています。この世界初の試みでは、訪問者が物語の”当事者”となり、自分の選択によってストーリーが変化し、自分だけの感動や体験が生まれます。』と従来のテーマパークとの違いを挙げ、今まで成し遂げられていなかった領域に挑戦するものだと紹介しました。
アトラクションについても、森岡氏は『「イマーシブ・フォート東京」は、一回や一日では体験しきれない様々なイマーシブ体験ができるアトラクションを用意した』と話しており、こうすることで、より多くの人が自分だけの体験を得ることができるように企画したと語っていました。
株式会社刀 代表取締役CEO 森岡氏
最後に
最後に森岡氏は、『自分の行動や判断がストーリーに影響を与えることで、犯罪に巻き込まれるようなスリリングな体験ができる。従来のエンターテイメントとは一線を画す「ハラハラ、ドキドキ」を体験し、これがまさに「ライブエンターテイメントの進化、最先端」となっています。』と語りました。このように、「イマーシブ・フォート東京」は、世界のライブエンターテイメントの流行を取り入れつつ、従来のテーマパークとは一線を画す新しい形のエンターテイメントを提供します。訪れる人ひとりひとりが自分だけのユニークな体験をすることができる、画期的なテーマパークのイマーシブを体験してみてください!