- インタビュー
2024年08月27日
食事をもっと自由に!冷凍食品の総合EC - DELIPICKS
- 株式会社DELIPICKS
谷澤 悠実 - 代表取締役CEO
2024年8月16日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
6社目はDELIPICKSです。フレンチシェフが監督するデリ定期便サービス「DELIPICKSサブスクリプション」を提供するスタートアップです。今回は、DELIPICKSの代表取締役CEO 谷澤 悠実氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 「DELIPICKS」はパーソナライズ機能搭載 冷凍サブスク・コマース一体型ECです。200種類近くの冷凍グルメを一人ひとりの好みや健康需要に合わせてマッチングします!
代表取締役の谷澤氏に伺いました
何をしている会社ですか?
谷澤:商品数最大級の冷凍グルメのサブスク・コマース一体型ECです。全国約40社の工場・飲食店と提携し、遊休設備を活用しながら製造した商品を独自のマッチングアルゴリズムでマッチングします。高精度の需要予測システムを開発しており、200近いSKU在庫を平均3.5週間の保管期間でまわしています。国内約2兆円、グローバル約40兆円の冷凍食品市場で新しいフードシステムを構築することを目指しています。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
谷澤:消費需要は多様化している一方で、大量生産大量消費型のフードシステムが変わらないことに危機感を覚えたためです。私自信が食品アレルギーを持っており、制限のある中で自分に合った食生活を続けることの辛さを実感しています。例えば「自炊する時間がない」「糖質を控えたい」「食べられない食材がある」など様々なニーズに応えるために、多品種少量マッチングを実現するECを立ち上げて、食事をもっと自由にしたいと考えました。
これからの目標はありますか?
谷澤:1つ目は、「自由なフードシステムの構築」です。消費者サイドでは、例えば共働きや高齢者、健康管理が必要な人や食事制限がある人など、様々な制約のある人が自由に食事を楽しめるサービスを目指します。サプライサイドでは、小規模な工場や飲食店が巨大な小売需要に参入できる仕組みを創り上げていきたいと考えています。
2つ目は、「日本の食品製造技術を世界に広めること」です。4年間かけて構築してきた工場・飲食店ネットワークを活用し、高品質な冷凍食品を製造したい海外メーカーと日本の工場を繋ぐ事業を構想しています。国内ではすでに事例があり、多くのメーカーや飲食店から問い合わせをいただいています。
最後に一言お願いします
谷澤:一緒に「自由なフードシステム」を構築してくださるパートナー企業を募集しています!例えば以下のような事業連携が可能です。
- スモールマス商品を開発したい企業様の開発支援
- 地域の工場や飲食店へ冷凍技術の導入・販売支援
- 消費者の需要データを活用したい企業様へのデータ提供、コンサルティング
- 顧客満足度を向上したい企業様とのEC連携
- めぇ〜ちゃん
- 多様な選択肢で、誰もが食事をより楽しめるDELIPICKS社にこれからも注目です!それでは次回もお楽しみに!
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