- インタビュー
2024年01月10日
ホワイトハッカーが脆弱性診断してくれる「バグバウンティ」- IssueHunt
- IssueHunt株式会社
横溝一将 - 代表取締役 CEO
2023年12月14日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ8社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
1社目はIssueHuntです。ホワイトハッカーと企業をマッチングするプラットフォームを展開するスタートアップです。今回は、IssueHuntの代表取締役CEO 横溝一将氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 「バグバウンティ」とは、世界中の優秀なホワイトハッカーと企業をマッチングするプラットフォームです。24時間365日、成果報酬型でホワイトハッカーに脆弱性調査を依頼することが可能です。
代表取締役CEOの横溝氏に伺いました
何をしている会社ですか?
横溝:弊社は、ホワイトハッカーと企業を繋ぐ「バグバウンティ」や、脆弱性対策の内製化を支援する「バーチャルセキュリティチーム」などのサービスを提供することにより、顧客のセキュリティ人材の育成及びセキュリティ対策組織の構築を支援し、日本企業の製品セキュリティレベルを引き上げることを目指しています。
IssueHuntバグバウンティ 概要
なぜ会社を立ち上げたのですか?
横溝:日本の強みでもある「ものづくり」をベースとした事業を展開したく、欧米と比較した際に劣っているセキュリティ分野において、日本に貢献したいと考え、現事業に取り組みました。将来的には防衛省にもバグバウンティプログラムの実施していただくことに加え、あらゆる国内企業が欧米と戦えるセキュリティレベルとなるよう取り組んでいきたいです。
これからの目標はありますか?
横溝:バグバウンティプラットフォームやバーチャルセキュリティチームサービスなどのソリューションの提供を通じ、お客様の顧客情報や情報資産をサイバー攻撃の脅威から守ることです。既存の対策では検知できなかった未知の脆弱性を炙り出し、お客様の安心安全な情報サービスの提供に寄与します。
最後に一言お願いします
横溝:日本のサイバーセキュリティ対策は欧米と比較し、10年遅れているという大きな課題があります。当該課題を解決するためにご協力いただける企業様はぜひよろしくお願いいたします。
- めぇ〜ちゃん
- 2023年の調査で過去1年間に少なくとも1件のサイバーインシデントが発生したと回答した国内の企業は91%に上り、サイバーセキュリティへの意識が高まっています。これに伴い、サイバー攻撃の脅威から守る「バグバウンティ」に注目です!次回もお楽しみに!