- インタビュー
2023年05月16日
コンパクトに折り畳める電動オートバイ「TATAMEL BIKE」を開発 - ICOMA
- 株式会社ICOMA
生駒崇光 - 代表取締役社長
2023年4月21日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
5社目はICOMAです。コンパクトに折り畳める電動オートバイ「TATAMEL BIKE」を開発するスタートアップです。今回は、ICOMA代表取締役社長の生駒崇光氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 弊社が開発するICOMAタタメルバイクは駐車場不要で活用できる小型の電動バイクです、EVならではのメリットを活かし、防災の備蓄電源としても利用可能、これまで乗り物を持たなかった方にも所有可能なパーソナルモビリティです。(2023年夏から発売予定で予価40万円~)
代表取締役社長の生駒氏に伺いました
何をしている会社ですか?
生駒:スタートアップならではの視座を持ち、小ロットでも公道走行可能なモビリティのデザインノウハウを協業企業にも提供し、自社製造だけでなく、日本の製造業の種となるようなプロダクトデザインを提供して行きます。また、玩具のノウハウやメディアを用いて、新規性の高いプロダククトの情報発信、サービス提案も行うことができると考えています。
TATAMEL BIKE
なぜ会社を立ち上げたのですか?
生駒:きっかけは、私個人が発案した電動バイクのデザインからでした。SNSでの盛り上がりから、ユーザーと対話しながら開発してきたことで、多くの人を巻き込み、メディアにも多く取り上げられ、小さい会社ながらも海外のCESなどでも受賞、今春にカプセルトイになるなど、短期間で話題化に成功することができました。
これまでのメーカーやスタートアップでの経験を活かし、ハードウェアスタートアップが厳しいとされる昨今こそ、代表自身のキャリアを活かし、日本の産業の活かした事業を行えればと思っています。
これからの目標はありますか?
生駒:世界有数の乗り物メーカーが多くある日本で、我々はおもちゃのような興味を引くコンテンツを用いながら、先端テクノロジーを活用し、プロダクトに落とし込むことで、世界に発信できるようなプロダクトを電動バイクのみならず生み出していければと考えています。これまで市場のなかったような場所や人にもモビリティやロボットが普及していくようなサービスを提唱していきます。
最後に一言お願いします
生駒:日本は技術、コンテンツも豊富な国だと思います。我々はハードウェアでありながら、デザインの強みを活かし、共創メーカーのメディアとなるようなプロダクトを用い、オープンイノベーション行いますので、是非お気軽にお声掛けください。
- めぇ〜ちゃん
-
さらに詳しく取材させていただいた記事「バイクを箱型にした理由ーーあるスタートアップがCESでイノベーションアワードを受賞するまで【ICOMA・タタメルバイク】」も公開中です!
それでは次回もお楽しみに!
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