- インタビュー
2023年04月13日
AIデータプラットフォーム「FastLabel」の開発・提供 - FastLabel
- FastLabel株式会社
上田英介 - 代表取締役CEO
2023年3月16日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
6社目はFastLabelです。人工知能向けのアノテーションプラットフォームを提供するスタートアップです。今回は、FastLabel 代表取締役CEOの上田英介氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- AIデータプラットフォーム「FastLabel」を開発・提供しています。
代表取締役CEOの上田氏に伺いました
何をしている会社ですか?
上田:AI開発に必要不可欠なデータ収集やアノテーション、運用後のチューニングまでを一気通貫で実行可能なAIデータプラットフォームを開発・提供しています。弊社の強みは、非エンジニアでも使い勝手の良いUI/UX、アノテーションの自動化技術、100万件を超える権利がクリアされたデータを保有していることです。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
上田:会社を創業する前は元々ソフトウェアエンジニアとして働いており、AI開発をする中でデータ集めや教師データ作成に課題を感じていました。そのため、この課題は他のAI開発をしている方も抱えている共通課題ではないかと常々感じていました。
また、FastLabel創業前はアメリカやイギリスなど海外で仕事をすることが多かったのですが、ふとしたことから日本でAIのイベントに参加することがあり、日本でのAIの社会実装が遅れていることに気づきました。その時に、これからの世の中で中心となってくるテクノロジーに賭ける必要があると感じたのが、創業のきっかけです。
AIデータプラットフォーム「FastLabel」
これからの目標はありますか?
上田:AIインフラを創造し、日本を再び「世界レベル」へというパーパスを起点に、私たちは日本産業をDXすることに挑戦しています。1990年から現在まで日本は世界と大きな差をつけられました。名目GDPは全くと言っていいほど伸びておらず、まさに失われた30年を過ごしています。
世界とこのような差がついてしまった理由は、ソフトウェアの進化です。GoogleやFacebookなどに代表されるIT企業が時価総額ランキングに名を連ね、まさにソフトウェアが世界を席巻した30年間でした。日本を再び世界レベルへ押し上げるには、これからの30年で浸透するテクノロジーに賭ける必要があります。
私たちはそれがAI技術だと確信しており、「Software Ate The World, Now AI Is Eating Software」と言われている通り、これからの10年間であらゆる産業でAI技術が使われると考えます。FastLabelが取り組む事業は、グローバルで100兆円を超え、これからの世の中を席巻するマーケットです。
AIを中心としたユーザー体験を設計することが、企業が世界で勝ち残る上で必要不可欠になります。FastLabelは、AIインフラを創造することで、日本企業ならびに、日本の産業を改革します。
最後に一言お願いします
上田:ChatGPTなどGenerative AIに代表されるようなAIの活用に興味のある方や、教師データ作成にお困りの方はぜひお声がけください。AI事業の推進をご支援させて頂けると幸いです。また販売やサービス提供におけるパートナー企業も募集しております。
- めぇ〜ちゃん
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今かなり注目されているAI領域で事業を展開されているスタートアップです!今後の動きもぜひチェックしてみてください。
それでは次回もお楽しみに!
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