- インタビュー
2022年10月12日
3Dスキャン・制作アプリ - WOGO
- 株式会社WOGO
秦 竟超 - CEO
2022年9月19日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
3社目はWOGOです。3Dスキャン・制作アプリ「WIDAR」を開発するスタートアップです。今回は、WOGO CEOの秦 竟超氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 『WIDAR』とは、誰でも簡単に3Dスキャン & 編集できるスマホアプリです!
CEOの秦氏に伺いました
何をしている会社ですか?
秦:株式会社WOGOは、ソフトウェアの幅広い最先端技術を活用し、次世代のスタンダードを作るテックカンパニーです。メインプロダクトである「WIDAR」は、3Dコンテンツ制作と流通の民主化を目指したスマホアプリです。
来るAR/VR/メタバースの時代では、CGデザイナーだけでは3Dコンテンツの供給が到底足りません。WOGOはWIDARを通じてユーザー自身が3Dコンテンツを制作・共有・活用するプラットフォームを提供し、全ての人の手によってより豊なメタバースの構築を手助けします。
3Dスキャン・制作アプリ「WIDAR」
なぜ会社を立ち上げたのですか?
秦:日本からグローバルなテックカンパニーを創出することが、私たちの原動力です。過去数十年間を振り返ると、日本は素晴らしい製品やカルチャーを生み出してきましたが、2010年代のシリコンバレーの時代には、日本のテクノロジービジネスが世界に対して大きく遅れをとっていることが残念ながら否めません。
しかし日本の技術を磨く力や勤労さが劣っているわけではないと、私は信じております。日本発のグローバルテックサービスを創出し、世界に対してリーダーシップをとっていく企業になることを、私たちは約束します。
これからの目標はありますか?
秦:WOGOはオープンメタバースの未来を信じております。デジタル技術がこの20年間で大きく発展してきました。今後さらに20年でリアルとバーチャルが垣間なく溶け込み合う時代こそが、メタバースだと私たちは考えております。その未来において、人々は現実のモノを所有するのと同じようにデジタルアセットを作り、取引し、様々なサービス内で活用しているはずです。
しかし、3D知識に疎い一般の方々がデジタルアセットを簡単に編集し、それを様々な外部サービスに持っていく手段がまだ存在していません。私たちは次世代のデジタルアセットの制作と所有のインフラとなることを目指して、プロダクト開発を進めていきます。
最後に一言お願いします
秦:WIDARのユーザー様より、3Dコンテンツが簡単に作れるようになったと日々多くの声が寄せられています。しかしメタバース時代をさらに身近にしていくためには、作る部分と同じくらいデータを活用するサービスが必要であり、それには多くの事業者様と手を取り合って共に邁進していかなければなりません。
3Dコンテンツの活用可能性に関して、ぜひ様々な業界の方とディスカッションさせてください!
- めぇ〜ちゃん
-
スマホひとつで3Dモデルを作りメタバースへ持ち込める世界、楽しみですね!
それでは次回もお楽しみに!
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