- インタビュー
2021年10月11日
ファッションECの経営をサポート - Brandit
- 株式会社Brandit
鍛治 良紀 - 代表取締役
2021年9月17日、KDDI ∞ Laboの月次全体会(完全オンライン実施)において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部の新米記者めぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
4社目はBranditです。ECデータ管理プラットフォーム「BRANDIT system」を提供するスタートアップです。今回は株式会社Brandit代表取締役の鍛治 良紀氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃんMUGENLABO Magazine編集部
- 本誌の新米記者。事業共創やオープンイノベーション、CVCに関する知識を勉強しながら、MUGENLABO Magazineの制作に携わる。
- めぇ〜ちゃん
- 「BRANDIT system」とはECに伴うデータを一元管理・活用できるプラットフォームです!
代表取締役の鍛治氏に伺いました
何をしている会社ですか?
鍛治:D2Cブランドの自社運営とECシステム開発・販売の2つの事業を展開しています。自らブランドを運営することによって、実体験に基づく仮説検証を繰り返しながらソリューションシステムをブラッシュアップし続けます。そのシステムをクライアントに提供し効果的な運用のサポートをし続けることによって、クライアントであるブランドの売上・利益拡大に貢献します。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
鍛治:大手アパレル企業にてEC事業を牽引するポジションを務めていた際、アパレル業界の課題と向き合ったことがきっかけです。アパレル業界ではプロダクトが最重要とされ、ロジカルなマーケティングは重要視されない傾向にありました。「カワイイから売れる」「ダサいから売れない」といった感覚的な意思決定が強いため、再現性が低く、安定した経営判断に繋がりにくいことを目の当たりにしました。
プロダクトに魂が込められているからこそ、それ補完するためにもロジカルで確実性のあるマーケティングを確立しより安定的な経営サポートができればと考えるようになり、これまでの経験と知見を集約して生まれたのがBRANDIT sysyemです。このプロダクトを通してファッション業界のDXを推進したいと思っています。
「BRANDIT system」サービス概要
これからの目標はありますか?
鍛治:BRANDIT systemを通じて、ECにおける販売戦略を構築できるSaaSプラットフォームにしたいと考えています。システムを導入することがDXではなく、システムを通してクライアントの数だけの成功体験や販売戦略をサポートできるシステムを提供したいと考えています。
最後に一言お願いします
鍛治:BRANDIT systemはシステムごとに散らばっているデータを1つに集約させ、分析から判断までのスピードを早めることを目指したサービスになっています。また徹底的に顧客を知ることができるため、深く最適な提案ができるようになります。
企業がSFAツールを導入するように、ECにおいてBRANDIT systemを導入することによって、顧客に対する最適なアクション繋げるサポートができると自負していますので、D2Cでの成功体験を共創できることを願っています。
それでは次回もお楽しみに!
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