- インタビュー
2024年02月06日
顔出しせずにカラオケ配信や雑談が可能な配信プラットフォーム「topia」の運営- アンビリアル
- 株式会社アンビリアル
前原 幸美 - 代表取締役
2024年1月19日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
5社目はアンビリアルです。VTuberのようにバーチャルな姿で歌配信できるスマートフォンアプリを展開するスタートアップです。今回は、アンビリアルの代表取締役 前原幸美氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 顔出しせずにカラオケ配信や雑談が可能な配信プラットフォーム「topia(トピア)」の開発や運営をしています。
代表取締役の前原氏に伺いました
何をしている会社ですか?
前原:VTuberのようにバーチャルな姿で歌配信ができる/聴ける配信プラットフォーム「topia(トピア)」を運営しています。YouTubeを主体とするVTuberになるには、高価な配信機材の準備が必要になります。また、歌配信が中心だと、音源の準備や権利処理の対応が難しく、歌える楽曲が限られています。
topiaはそんな課題をスマホアプリ1つで解決できます。自分らしい3Dアバターを作って、すぐに歌配信を始めることができます。また、topiaの配信を通じてファンができ、そのファンが投げ銭をすることで収益を受け取ることができます。弊社のビジネスモデルは、その投げ銭の手数料でマネタイズをしています。直近では、海外展開もスタートし、まずはインドネシア・フィリピンにてテストリリースしました。国内版で1年かかって到達したDAUを2週間で超えるなど、好調な滑り出しになっています。
「topia」イメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
前原:与えられた仕事ではなく、自分の手で世の中に新しい価値を生み出したい気持ちがあり、起業をしました。topiaは、起業から4つ目の事業になります。topiaの前は、スマホゲーム、メディアアプリ、VRコンテンツと3つの事業をやり、いずれも目標まで到達できませんでした。これらの失敗から学び、ようやく起業当初の想いを実現できるプロダクトが見つかりました。
topiaの事業では、現実のコミュニティとは別世界のコミュニティをつくることができます。例えば、リアルの世界では辛いことがあっても、バーチャルの世界では楽しく過ごせたり自己実現ができます。これを世界中に広めていければ、今までになかった価値を創出できると確信しています。
これからの目標はありますか?
前原:目標はtopiaからの収入で生活ができる歌配信者を100万人以上にすることです。近年5年のうちに、Adoさんを中心に顔出しをしないスターが増えています。また、メディアの変化やツールや配信環境の普及により、個人クリエイターの数が増えていくと予測されます。このような社会変化をより推進していき、歌で生活したい全員が稼げる世の中にしていきたいです。そして、グローバルでも結果が出始めたので、今後は日本のエンタメ文化を世界中に広げ、音楽のクリエイターが活躍できる場所を実現していきたいです。
最後に一言お願いします
前原:とても大きな目標を掲げているため、単独で目指すより、パートナーさまと共創していきながら実現していきたいと考えております。アーティストや楽曲を抱えている企業さま、IPやアパレルブランドを展開している企業さま、メディアコンテンツとニーズのある企業さまは、弊社アセットを活用してご一緒できればと考えております。是非、ご連絡ください!
- めぇ〜ちゃん
- 2023年のVTuberの国内市場規模は約800億円と見込まれている中で、VTuberが活躍できる歌配信プラットフォームを展開するアンビリアル社に注目です!それでは次回もお楽しみに!
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