- インタビュー
2020年12月25日
経理・財務部門のリモートワーク実現へ - ファーストアカウンティング
- ファーストアカウンティング
中薗 直幸 - Chief Revenue Officer
2020年12月17日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大手企業に向けてピッチを行いました。今回はその登壇企業をリレー形式で紹介いたします。(全6回)
5社目はファーストアカウンティングです。経理に特化した独自開発のAIを活用し、請求書OCR「Robota」や、経理・財務部門のリモートワーク実現のためのクラウドサービス「Remota」を開発しているスタートアップです。今回はファーストアカウンティング Chief Revenue Officerの中薗直幸氏に話を伺いました。
Remota(リモタ)とは
経理や財務部の効率的なリモートワークを実現するクラウド型サービス。請求書の内容を独自のAI-OCRにより読み取り・仕訳することで、紙の書類が多い経理・財務部のリモートワークの弊害を解消する。
経理・財務部門のリモートワーク実現のためのクラウドサービス「Remota」
Chief Revenue Officer 中薗氏に伺いました
何をしている会社ですか?
中薗:経理業務のデジタル化を支援するAIソリューションサービスを提供する企業で、2016年に森 啓太郎により設立されました。経理会計業務に特化したAI-OCRは、手書き・活字を問わず会計証憑画像内の文字・数字をAIが自動で認識します。クラウド版の「Remota」は、紙書類が多く難しいとされている経理や財務部のリモートワーク実現のためのソリューションです。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
中薗:入力・確認作業が9割とも言われている経理業務をAIによって自動化し、本来やりたい戦略経理に時間を使い、経理が会社の改革のリーダーになって欲しいと考えたからです。
これからの目標はありますか?
中薗:日本のEnterpriseのお客様に評価・満足され海外展開を実現したいと思っております。
最後に一言お願いします
中薗:経理はどこの会社にもある重要な役割です。強い経理の実現のためにご期待ください。
ーー経理は社内の基幹業務であり、集団感染は避ける必要がある部署です。新型ウイルスの影響が長期化している中、リモートワークにおいても生産性の向上や決算の高速化を実現できることが重要となっています。「Remota」による経理・財務部門の負担軽減、企業の生産性向上に期待できそうです。
それでは次回もお楽しみに!
https://www.fastaccounting.jp/
「経理、その先へ」
労働生産性向上への貢献をミッションとし、AIの力による単純作業からの解放により、自由で有意義な時間を過ごせる社会の実現に向け全力を尽くす。
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