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2022年10月04日

スタートアップに会いたい!Vol.56- サントリーホールディングス

サントリーホールディングス株式会社
大窪 信一
未来事業開発部

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業70社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2022」からご確認いただけます。


日立金属に続く第56回目はサントリーホールディングスです。サントリーホールディングスの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


大窪氏に伺いました

何をしている会社ですか?

大窪:サントリーグループは、飲料・食品、酒類、健康食品等を中心とする食品酒類総合企業です。製品ブランドは、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」などの清涼飲料、「山崎」「ジムビーム」「ザ・プレミアム・モルツ」などの酒類、「セサミン」「ロコモア」などの健康食品を販売。日本だけでなく、世界各国で事業を展開しています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

大窪:オープンイノベーションを通じて、既存事業でのイノベーションや新たな成長領域創出を目指しています。それを強力に推進していくために、2021年6月に、私たち未来事業開発部が新設されました。

未来事業開発部は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)機能を有し、これまで、シナモンAI、シタデルAI、WizWe、S’UIMIN、エシカル・スピリッツ、Tyffonに出資。出資後、複数社との共同プロジェクトが進行中です。

さらに、KDDI∞Laboでお会いしたアイカサさんとコラボしてオリジナル傘を作成したり、他のスタートアップの方々と、新しいデザイン手法や、工場のDX化を検討するなど、出資を伴わないオープンイノベーションも広く実施しています。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

大窪:技術が日々進化し、お客様の価値観も絶えず変化し続けるなか、一社のみでの新価値創造には限りがあります。私たちは「人間の命の輝き」をめざし、下記4つをメインの領域として、スタートアップの皆様と共に、未来の飲食・健康・体験をつくり上げていきたいと考えています。

  • フードテック
  • ヘルス&ウエルネス
  • サステナビリティ
  • AI・データ・XR

より具体的にいうと、例えば、ヘルス&ウエルネス分野においては、機器の進化が目覚ましく、睡眠中の脳波など、これまで測定が難しかったデータが測定・取得できるようになっています。これまでの我々の知見と、スタートアップの皆様の新たな技術を掛け合わせることで、新しいサービスや商品を開発していきたいと考えています。

さらに、AIやXRを活用して、これまでにない方法で五感を刺激する、新しい飲食体験をつくることや、サステナビリティ領域での新しいビジネス創出などにもチャレンジしていきたいと考えています。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

大窪:飲料開発や健康に関する知見、飲食店とのネットワーク、商品・販売を通じた消費者接点、スポーツチームとの連携や、世界中の社員の声、などが挙げられます。スタートアップの皆様との対話を通じて、我々も気付いていなかったアセットや、その活用方法を思いつくことが多いです。

最後に一言お願いします

大窪:”やってみなはれ” のチャレンジ精神がサントリーのDNAです。洋酒が日本でそれほど馴染みがなかった約100年前から、ウイスキーやワインなどの取り扱いをはじめ、洋酒市場・文化の創出に取り組んできました。今もベンチャースピリッツを胸に、次の100年を見据えて、共に新価値・新市場を皆様とつくりあげていきたいと思っています。

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事務局から折り返し連絡いたします。

<送付先>kddilabo-info@kddi.com
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