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2022年08月15日

スタートアップに会いたい!Vol.53- メタウォーター

メタウォーター株式会社
茂松 信幸
事業戦略本部 事業企画室 室長

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業60社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2022」からご確認いただけます。


NECに続く第53回目はメタウォーターです。メタウォーターの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


茂松氏に伺いました

何をしている会社ですか?

茂松:当社は、浄水場・下水処理場・ごみ処理施設向け設備などの設計・建設、各種機器類の設計・製造・販売、補修工事、運転管理などの各種サービスを提供しています。

設計・建設事業と運転・維持管理事業を基盤分野、公民連携事業と海外事業を成長分野と位置付け、事業の拡大と強化を進めています。また事業を通じ、環境技術・製品の開発等による環境貢献、地域の雇用創出等による社会貢献に取り組んでいます。

市場を見渡すと、国内では、公民連携、国土強靭化の取組が進展し、IoT、AIなどの技術革新を背景とした事業機会やビジネスモデルの創出が予想されます。海外では、先進国において施設の老朽化、再生水の活用、環境規制対策が課題となり、新興国では、人口増加に伴うインフラ整備の需要が高まっています。

こうした課題に対し、当社の強みである、機械・電気技術、ICT、培ったノウハウを生かし、新たな発想でソリューションを生み出し続けていきます。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

茂松:当社はパートナーとの連携や「研究開発プロジェクト」への参画などを通して、水・環境インフラに係る高度な技術開発に向けたオープンイノベーションに取り組んでいます。水の処理や制御の技術といった領域に加え、異業種・異分野とのコラボレーションにも取り組んでいます。

例えば岩手県の大船渡市で、魚と植物を同時に育てる循環型農業を展開する企業らと合弁会社を作り、下水処理場の敷地内でチョウザメ養殖と野菜の水耕栽培を行う「アクアポニックス」事業を昨年からスタートしました。

近年、下水処理場では人口減少に伴う統廃合や技術革新による処理の効率化などにより、未利用となっている土地が多く存在しています。大船渡市さんは、この事業を未利用地の有効利用、処理の余剰エネルギーの利活用に加え、人材雇用の創出、地域産業との連携、就農者の育成など地域連携に資する取り組みと捉え、用地を提供していただくこととなりました。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

茂松:お客様である地方公共団体では、水・環境インフラを持続するための新たな課題が山積し続けており、当社もアセットを活かしたソリューションを素早く・幅広く創出していく必要があります。また公共サービスには、信頼性は当然のこととして、公平性の担保、住民の理解が必要不可欠であり、そうしたステップを着実に踏んで行くためのスペックが求められます。

皆さまがどのような素晴らしい技術をお持ちなのかを広く知り、そして、B2Gビジネスへのアレンジや、当社アセットとのマッチングを一緒に考えていただけることを期待します。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

茂松:提供可能なアセットがあれば、必要に応じて検討いたします。

最後に一言お願いします

茂松:当社は、水・環境インフラの整備、更新、持続に向けた事業活動を通し、地域・社会、地球環境保全に貢献し続けることを目指しています。皆さんも、一緒に目指しませんか!

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