- インタビュー
2021年07月06日
スタートアップに会いたい!Vol.19- 東急
- 東急株式会社
武居 隼人 - フューチャー・デザイン・ラボ イノベーション推進担当
連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業80社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2023」からご確認いただけます。
ソフトフロントホールディングスに続く第19回目は東急です。東急の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!
武居氏に伺いました
何をしている会社ですか?
武居:東急グループは、鉄道やバスなどの交通インフラ事業、不動産を中心とした都市開発事業、生活インフラ・ウェルネス・エンタメなどの生活創造事業、スーパーや百貨店などのリテール事業、ホテル・リゾートなどのホスピタリティ事業など、幅広い事業領域を展開しています。
これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?
武居:東急グループでは2015年から東急アクセラレートプログラムの運営を開始し、2020年からはCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)活動も開始しました。
東急アクセラレートプログラムでは、27事業17領域という東急グループの幅広い事業領域や顧客接点を活かした用途開発・社会実装を協働しています。2018年度からは常時応募を受け付け、事業共創検討の準備が整い次第、随時PoC(実証実験)を実施することで取り組みの速度を向上させています。対象とする企業は、サービスのプロトタイプをもったポストシード以降、上場企業までの応募を受け付けています。
これまで52件のPoCを実施し、21件の事業化や本格導入、7件の業務・資本提携を行ってきました。2020年からは毎月実施しているピッチの動画を東急グループ内で公開することで、よりオープンイノベーションを促進する仕組み作りに挑戦しています。
CVCは、「東急ならではの社会価値提供による世界が憧れる街づくりの実現」を目指した「TOKYU 2050 VISION」に基づく新規事業の創出・推進を目的に設立しており、初期フェーズの投資対象としてヘルスケア、住む・働く・移動、ソーシャルファイナンス(コミュニティサービス含む)の3つのテーマを設定しています。
御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?
武居:東急グループの多くの事業が人的サービスに依存した労働集約型ビジネスであり、グループ全体として既存ビジネスの構造改革を迫られています。
こうした事業の変革を推進する技術やサービスを求めています。
スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?
武居:東急線沿線を中心としたリアルアセットと幅広い事業領域での顧客接点を活用した用途開発、社会実装が可能です。
また、我々のチームで運営しているShibuya Open Innovation Lab(SOIL)を、配信スタジオやイベントスペースとしてご利用いただくことが可能です。
最後に一言お願いします
武居:東急グループとの連携だけでなく、複数の大企業を巻き込んだ連携が可能な点がKDDI∞Laboの素晴らしいところだと思っています。
共に社会が抱える課題を解決しましょう!お待ちしています!!
東急と面会・提案したい!というスタートアップの皆様はメールにてご連絡ください。メールはこちら
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事務局から折り返し連絡いたします。
<送付先>kddilabo-info@kddi.com
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