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2021年07月02日

スタートアップに会いたい!Vol.18- ソフトフロントホールディングス

株式会社ソフトフロントホールディングス
佐藤 和紀
取締役

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業80社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2023」からご確認いただけます。


リコーに続く第18回目はソフトフロントホールディングスです。ソフトフロントホールディングスの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


佐藤氏に伺いました

何をしている会社ですか?

佐藤:ソフトフロントは、音声・映像の通信ソフトウェアの技術企業です。信号処理技術や、電話制御のソフトウェア技術を得意としており、これまでIP電話やIP-FAXなどの通信ミドルウェアを提供する事業を中心に進めてきました。みなさんのオフィスにある複合機 (コピー/プリンタ/FAX)の中には、私たちが開発したミドルウェアが組み込まれているかもしれません。

現在は「telmee (テルミー)」「commubo (コミュボ)」といった、クラウド電話/音声会話AIロボットの「コミュニケーション・プラットプラットフォーム事業」を新たな中核事業として据え、お客様ビジネスの生産性向上に貢献すべく活動を進めています。

特に自然会話AIプラットフォームと位置付けている「commubo(コミュボ)」はロボット感のない自然な会話によって、コールセンターなどの電話業務で機会損失を防いだ売上向上や、オペレータのコスト削減などを実現して注目頂いています。

レガシーとされてきた電話システムや会話業務のDX化を実現し、ニューノーマル時代のお客様ビジネスの成功をお手伝いして参ります。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

佐藤:ソフトウェア技術を保有する当社は、事業アイデアはあるものの実現までの方法が見つからないスタートアップに対して、技術開発/サービス開発を支援する活動を2013年より進めてきました。

2014年7月からは、KDDI∞Labo のパートナー連合に参画し、自社の保有技術資産の他、Web サービス・スマートフォン等のアプリケーション開発や運用ノウハウを通じて、優れたスタートアップ企業および起業家のアイデアに対してサポートを行ってきました。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

佐藤:自然会話AIプラットフォーム「commubo」を活用した新たなサービスの創出です。
ロボット感のない自然な会話を実現するクラウド会話AIロボットの「commubo(コミュボ)」は、一般的なコールセンター以外にも、医療/介護や、教育など、さまざまな可能性が期待されています。

当社にはない強みやアイデアをお持ちのスタートアップさまと連携することで、コミュニケーションによる業務フローを自動化したり、新たなビジネスモデルで会話業務を提供するサービスなどの創出を期待しています。
企業向けのクラウドサービスや、コミュニケーションサービスを考えているスタートアップには、ぜひお気軽にお声掛け頂ければと思います。


「commubo for コールセンター」

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

佐藤:自然会話AIプラットフォーム「commubo(コミュボ)」の検証環境を無償で提供させて頂きます。
次のようなサービスを簡単に実現でき、具体的にサービス価値の検証したりデモすることが可能です。

  • お客様が電話するとAIロボットが応対し、会話の内容によってスタートアップ企業が持つサービスのAPIを呼出して連携する。
  • スタートアップ企業が持つサービスからのAPI呼出しで、AIロボットが電話をかけ、お客様と会話して連絡や聞き取りを行う。

最後に一言お願いします

佐藤:AIや自動化によるDX市場は、日本国内だけでも今後10年間で三倍以上に成長すると言われています。

先進的な企業では高度なDXが進んでいる一方、それ以外の多くの企業の現場では、いまだFAXや電話などレガシーなシステムとそれによる業務フローがとても多く使われています。
多くのビジネスチャンスがあると思いますので、ぜひアイデアを具現化して新しい世界をともに創造していきましょう!

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<送付先>kddilabo-info@kddi.com
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・面会/提案希望先(大企業名/提案概要)※複数可

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