- インタビュー
2024年11月05日
スタートアップに会いたい!Vol.88- 三菱商事
- 三菱商事株式会社
総括マネージャー
松枝 篤(写真:前列右側)
- 上記写真は、社会インフラグループCEOオフィス 事業構想・デジタル戦略ユニットの若手・中堅メンバー
連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業100社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2024」からご確認いただけます。
【いよぎんホールディングス】に続く第88回目は三菱商事です。三菱商事の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!
松枝氏に伺いました
何をしている会社ですか?
松枝:三菱商事 社会インフラグループでは、都市開発・産業インフラの事業を複合的に組み合わせ、社会の課題解決・発展をリードし、豊かな未来を創造することを目指しております。
主な事業領域としては、不動産・都市開発/運営事業(大規模・段階的な不動産開発と利便性の高い都市サービスの提供)、不動産アセットマネジメント(ファンド運営)事業、データセンター事業、インフラ(蓄電所・空港運営等)、船舶事業、FPSO(浮体式生産設備)事業、防衛トレーディング・宇宙事業、総合エンジニアリング事業、建設ソリューション事業(建設機械レンタル)、インフラEPC事業、産業設備事業等を展開しております。
これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?
松枝:社会インフラグループでは、新規事業開発や既存事業の持続的成長に向けて、有望なスタートアップとの協業機会を積極的に創出するべく、CVC投資を通じたスタートアップとの連携強化の他、アクセラレータープログラムを通じて協業パートナー候補を幅広く公募する取り組み等を行ってきました。
御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?
松枝:
- 都市開発/運営事業
国内・アセアンを中心に進めている街づくりにおいて、地域・社会課題の解決や住民や来訪者の利便性・快適性向上を目指しており、街の魅力を高め持続的な都市の価値向上に資するような、先進的な都市サービスを展開するスタートアップとの協業を期待しています。 - 不動産・デジタルインフラ事業
国内・北米・アセアンにて開発・運用する物件の高付加価値化や差別化に繋がるような協業先を探索しています。 - インフラ・船舶・宇宙航空機事業
次世代の海運事業・インフラ事業として、最新技術導入による海上輸送の効率化や低・脱炭素化、次世代エネルギーやその社会実装に向けた海上ロジスティクス確立等を進めており、宇宙航空機事業では、衛星データ・商業宇宙ステーションの利活用にあたり協業先を探索しています。 - 建設ソリューション(建機レンタル)事業、インフラEPC事業、産業設備事業
各業界の課題解決や生産性向上、デジタルインフラサービス構築、業界全体の成長に資する取組みを幅広く検討しています
スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?
松枝:都市開発・産業インフラ事業領域における事業知見や、推進中のプロジェクト(提供可否は都度要相談)となります。
最後に一言お願いします
松枝:三菱商事の展開する既存の事業領域を軸に、様々な社会課題を解決すべく、環境や社会のニーズの変化に応えた新たな価値を創出し、人々の生活を豊かにするイノベーションを実装していくパートナーを募集しています。
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