- インタビュー
2022年03月15日
ファッションロスを無くすサスティナブルモール - ウィファブリック
- 株式会社ウィファブリック
福屋 剛 - 代表取締役
2022年2月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
2社目は株式会社ウィファブリックです。サスティナブルアウトレットモール「スマセル」を運営するスタートアップです。今回は、株式会社ウィファブリック代表取締役の福屋剛氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 『スマセル』とは、常時2500ブランド、10万点以上のアパレル商品がMAX98%OFFにて購入できるファッション通販サイトです!
代表取締役の福屋氏に伺いました
何をしている会社ですか?
福屋:サスティナブルアウトレットモール「スマセル」は年間200億着以上もの洋服の廃棄ロスを無くすために立ち上がったサービスです。国内外のファッションブランドを中心に常時2500ブランド、10万点以上の商品がMAX98%OFFにて購入できるファッション通販サイトで、現状16万ユーザー以上の方にご利用いただいています。購入するアイテムごとにCO2削減量が可視化されていて、売り上げの一部は森林保全団体に寄付される仕組みになっています。
「スマセル」ECサイト
なぜ会社を立ち上げたのですか?
福屋:繊維商社で約10年間モノづくりをしていた中で、大量に生産し、残し、廃棄するということを商慣習の中で行っていたが、年間200億着以上もの洋服が捨てられていってる事実を知り、業界構造に疑問をもつようになり商社を退職し起業しました。『ファッションをもっと楽しく持続可能なものに』というビジョンのもとに、私たち「スマセル」は在庫を最後の1点まで届け切り、サスティナブルな場を創造することで、作り手・売り手・買い手を紡ぎ、ファッションと環境の共生を目指します。
これからの目標はありますか?
福屋:2025年にIPOを目指し、そこからグローバル展開も目指しています。ファッションロスの問題は、中国、アメリカ、ヨーロッパを含むグローバルな課題であり、日本国内のみの廃棄課題を解決しても、我々の抱えている気候変動の問題は解決しないと考えています。世界中で捨てられていく洋服を国境を越えてグローバルにシェアし、洋服が枯渇しているエリアや本当に必要とする人に届けていけるようなプラットフォームに成長させていきたいです。
最後に一言お願いします
福屋:我々のような小さな会社だけでは解決しえない世界のファッションロスの課題を解決していくためにも、みなさんの協力が不可欠です。少しでも共感して頂ける方がいれば共に共創しあい、強みを出し合って1点でも多くの商品を必要とするユーザーに届けていきたいです!
- めぇ〜ちゃん
-
洋服を買うときにも、その商品がサステナブルかどうかを考えて行動していきたいですね。
それでは次回もお楽しみに!
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