- インタビュー
2022年12月15日
達成証明NFT配布ツール - ness
- 株式会社ness
住居 尚弥 - 代表取締役
2022年11月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
4社目はnessです。達成証明NFTの配布ツール「Spread」を提供するスタートアップです。今回は、ness 代表取締役の住居尚弥氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 『Spread』はTwitterのFollow、Retweetなどの条件を達成した人にNFTを配布できるサービスです。
代表取締役の住居氏に伺いました
何をしている会社ですか?
住居:NFTを活用したマーケティングソリューションを提供しています。サービスとしては、誰でも利用できる「Spread」と主にイベント運営者様や法人様を対象に大規模配布が可能な「SpreadPremium」の二つです。
「SpreadPremium」は誰でも簡単に、独自コントラクトの作成、TwitterのFollowやRetweet、キーワード、NFTのフィルターなどの条件を設定でき、達成した人のみがNFTを獲得できるページを作成できます。
クリエイターの方々の話を伺った際に、認知獲得のためのマーケティングが苦手であり尚且つ時間を割けない、などの課題を見つけました。その課題を解決するためにSpreadを開発し、実際に多くのクリエイターの方や、イベント運営に利用してもらっています。ブロックチェーンを活用したサービスはUXの面からまだまだハードルが高いと思っています。その点もできるだけ排除できるようにガス代不要でNFTを獲得できる仕様となっています。
「SpreadPremium」では、大規模配布を行いたい方に対して、弊社が提案から配布まで専用ぺージの開発を含め一気通貫して支援しています。Spreadよりも柔軟な対応が可能なサービスとなっています。
「Spread」イメージ
なぜ会社を立ち上げたのですか?
住居:元々は違う会社を作りソーシャルメディアを開発していたのですが、ブロックチェーンの技術的な面白さに惹かれ、高校の同級生2人を誘いこの領域で会社を立ち上げました。特に様々なものをトークン化することで適切な価値付与が可能になる点、トークンの規格が定められパーミッションレスによりあらゆるサービスでトークンの相互運用性が可能になる点に魅力を感じました。
その上で3人とも日本のクリエイティブが好きなため、クリエイターを支援しつつクリエイティブが促進できるサービスを作ろうと決め、Spreadの開発に着手しました。
これからの目標はありますか?
住居:現在はサービスやクリエイターの認知獲得と、多くの人にNFTを獲得してもらうことを目標にしています。まだ活動を始めたばかりのクリエイターを多くの人の目に留まらせ、NFTは初期の貢献の証明にもなります。
またNFTを獲得した後の活用法の開発も行っていきます。将来的には様々なDAppsが生まれ、一つのNFTを持つことでそれぞれのDAppで異なる体験が出来ると考えています。僕たちとしても、ミッションに”未知の体験を生み出し、人の魂を揺さぶるプロダクトを作る”を掲げ、ブロックチェーンを活用して新しい体験を作っていきます。
最後に一言お願いします
住居:NFTの配布だけでなく、NFTを活用したいという段階からお話しできればと思っています。これから新しい体験を作っていくために様々な企業様と未来を作っていきたいです。
- めぇ〜ちゃん
-
TwitterからNFTの配布に参加できるのは楽しそうですね!
それでは次回もお楽しみに!
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