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2022年03月11日

保険外の介護サービスを手軽に利用可能にする - クラウドケア

株式会社クラウドケア
小嶋 潤一
代表取締役CEO

2022年2月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。

1社目はクラウドケアです。介護保険外の訪問介護・家事・生活支援サービスのマッチングプラットフォーム「CrowdCare(クラウドケア)」を運営するスタートアップです。今回は、株式会社クラウドケア代表取締役CEOの小嶋潤一氏に話を聞きました。


めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
『CrowdCare』とは、介護保険外の訪問介護・家事・生活支援サービスの依頼者と提供者をマッチングするプラットフォームです!

代表取締役CEOの小嶋氏に伺いました

何をしている会社ですか?

小嶋:介護保険外の訪問介護・家事・生活支援サービスを希望する高齢者や障がい者の方々と、働きたい方をマッチングするプラットフォーム「CrowdCare」を運営しています。1時間2,750円からの低価格で24時間365日、簡単に介護を頼める画期的なサービスです。


クラウドケアの仕組み

なぜ会社を立ち上げたのですか?

小嶋:共同創業者の小嶋と桐山は、以前IT企業で同僚として働いていたことがありました。その後2人は別々の道に進み、CEOの小嶋は、介護保険内のビジネスを始めるためにジェイシーイノベーション株式会社を起業し、通所介護サービスの「ゆったりリゾートサロン青梅」を立ち上げました。そこでデイサービスに通っている高齢者から日常の困りごとを頼まれることがありましたが、介護保険制度のルール外のことでお断りせざるを得ないという現実がありました。介護保険サービスだけでは賄いきれないニーズがあることに気づき、介護保険外の自費サービスの重要性を感じるようになりました。

COOの桐山は慶應義塾大学大学院に入学し、医療・介護・地域包括ケアシステム政策の第一人者である田中滋氏のもとで、地域包括ケアシステムについて研究を行いました。その後、高齢者向け病院として有名な東京都青梅市にある病院へ入職し、理事長室・フードサービス部で働きました。そこは病院でありながら、医療よりも介護、介護よりも生活を大事にし、そこで生き生きと過ごす高齢者と接するうちに、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることをサポートしたいと思うようになりました。

小嶋は地元の青梅市で起業し、桐山の勤務先も青梅市にあったこともあり、仕事終わりによく2人ディスカッションを行っていました。「高額な自費介護サービスを便利に、安く利用することはできないか?」「介護にシェアリングエコノミーを導入すれば、人材不足が解消するのではないか?」そのような想いを抱き、介護業界と介護保険制度とITについて詳しく知っているのは自分たちしかいないと、2人で共同創業することを決意しました。

2016年8月に株式会社クラウドケアを設立し、2016年12月からシェアリングエコノミー型の訪問介護・家事・生活支援マッチングサービス「CrowdCare」を開始しました。

これからの目標はありますか?

小嶋:「CrowdCare」を通じて介護保険外の介護サービスの利用を普及させることで利用者の生活を充実させ、ウェルビーイングを実現していきたいです。また介護職の働き方の多様性を高め、介護の仕事を誇れる世の中を作っていきたいです。その為にも現在は首都圏でサービス展開しておりますが、今後は地方都市にサービスを広げて全国展開を目指していきます。

最後に一言お願いします

小嶋:「CrowdCare」では介護だけでなく生活にかかわる様々な不便を事業会社とコラボレーションすることでビジネスチャンスに変える提案を行います。お客様に価値のあるお取組みさせて頂きますのでぜひお声がけいただければ幸いです。

めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
家事の手伝いや買い物の代行は保険適応外のサービスですが、簡単に安く頼めると嬉しいですね。

それでは次回もお楽しみに!

クラウドケア
https://www.crowdcare.jp/
シェアリング・エコノミー型の訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォーム 「CrowdCare(クラウドケア)」を運営

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