- インタビュー
2021年10月21日
完全自動運転の実現に向けたAI防御 - クリエイターズネクスト
- Creator’s NEXT inc.
窪田 望 - 代表取締役
2021年9月17日、KDDI ∞ Laboの月次全体会(完全オンライン実施)において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部の新米記者めぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
6社目はCreator’s NEXTです。AI防御領域において自動運転のセキュリティ技術を開発するスタートアップです。今回はCreator’s NEXT代表取締役の窪田 望氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃんMUGENLABO Magazine編集部
- 本誌の新米記者。事業共創やオープンイノベーション、CVCに関する知識を勉強しながら、MUGENLABO Magazineの制作に携わる。
- めぇ〜ちゃん
- 「AI防御」とはAIを狙ったサイバー攻撃を防御する技術です。
代表取締役の窪田氏に伺いました
何をしている会社ですか?
窪田:AI開発を自動化することにより、弱いAIを強いAIへと導く取り組みを行っています。現在は完全自動運転実現のためのセキュリティ対策に取り組んでいます。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
窪田:大学在学中の2004年にCreator’s NEXTを創業しました。おばあちゃん子だったこともあり高齢者が楽しめるような社会を作りたいと考え、「老人ホームマップ」という介護施設の口コミサイトを作りました。
その後デジタルマーケティングに特化して業務を行い。2015年には人手に頼らずに売り上げを増やすことのできる新商品、「KOBIT」を開発し販売を始めました。GoogleAnalyticsやSearch Consoleのデータをもとにアクセス解析を行い、その分析結果と改善提案のレポートを自動生成するものです。現在はKOBITのアクセス解析を深掘りし、またKOBITだけではカバーしきれないマーケティングに踏み込んだコンサルティングも得意としています。
その一方でAIに関する研究開発を進め、新規事業として立ち上げを進めています。これが、AI開発におけるエンジニアによる手動開発を自動化することにより、弱いAIを強いAIへと導く取り組みです。
Creator’s NEXTの持つAIの特許技術
これからの目標はありますか?
窪田:イノベーションを起こして、世界を変えていきたいです。老人ホームマップの運営を行う中で、介護の本質的な問題を解決していきたいと思うようになりました。そのためには介護業界を変えるだけでなく、社会全体の富を増やしていく必要があると考えています。
最後に一言お願いします
窪田:弊社のAIフロンティア領域における特許技術を使い、様々な分野におけるAI開発に寄与していきたいと考えています。AI防御領域の中で応用分野として取り組んでいる、自動運転における安全性確保のためのサイバー攻撃対策の領域においては、自動運転の実現のために既に動いていらっしゃる企業様との協業を望んでおります。どうぞよろしくお願いいたします。
- めぇ〜ちゃん
-
AIが生活に普及してきた中で、自動運転など絶対的なAIの安全性が必要となる事例も増え、AIセキュリティ技術もとても重要になってきますね。
それでは次回もお楽しみに!
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