- インタビュー
2023年11月14日
補助金・助成金の申請書作成を支援 - Scalar
- Scalar株式会社
吉田光志 - 代表取締役
2023年10月30日に、主にシードステージのスタートアップ出資に特化したベンチャーキャピタルTHE SEEDと∞ Laboのコラボにて、「若手起業家支援」をコンセプトとした「Beer Bash with MUGENLABO」を開催しました!THE SEEDの出資先のスタートアップ6社が連携・協業を目指し、KDDI∞Laboのパートナー企業10社に向けてピッチを行いました!MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
1社目はScalarです。補助金・助成金の申請書作成支援サービス「Scalar Self」を運営するスタートアップです。今回は、Scalar株式会社 代表取締役の吉田光志氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- オンラインで簡単に補助金・助成金の申請書作成ができるプラットフォーム「Scalar Self」を運営しています。
代表取締役の吉田氏に伺いました
何をしている会社ですか?
吉田:補助金や助成金、認定計画等(以降、公的支援と記載)の申請書を、オンライン上で手軽に、カンタンにつくることを支援するサービス「Scalar Self」を開発・運営しています。本サービスは、利用者(公的支援の申請事業者)の状況に応じて最適化された一問一答形式の質問に答えていくと、記載内容が申請書類に自動反映された形で一括ダウンロードできるサービスです。
ものづくり補助金やIT導入補助金、小規模事業者持続化補助金といったDX系の補助金だけではなく、キャリアアップ助成金等の雇用に関する助成金まで対応しています。
「Scalar Self」イメージ
なぜ会社を立ち上げたのですか?
吉田:代表の吉田、及び共同創業者の朝比奈はともに中小企業診断士の資格を有しており、中小企業の経営者より様々な経営課題について相談を受けており、その中で最も多いご相談が公的支援に関することでした。
生産性向上や働き方改革など、国や自治体が掲げる中長期ビジョンに向けて経済成長を促していくために、公的支援の重要性は増しています。しかし、公的支援の要件や複雑さも年々増しており、支援を受けたい事業者にとって公募要領の理解や申請書の作成は大きな負担となっています。
そこで、公的支援の申請書をオンライン上で作成支援するという革新的なサービスを提供することで、これが解決できると信じ、起業しました。
これからの目標はありますか?
吉田:当社は「想いを引き出し、共創社会をつくる。」というミッションのもと活動しています。当社サービスを利用することによって公的支援制度の内容理解はもちろん、一問一答形式によって、事業者の想いを引き出し、事業計画の再考の機会を提供します。
日本の99%を占める中小企業が当社サービスを利用いただくことで、公的支援による事業投資意欲を喚起し、DX化や脱炭素社会の実現、働き方改革といった、日本が目指すべき姿への達成を目標としています。
最後に一言お願いします
吉田:中小企業に向けてソリューションを提供するBtoB事業者と連携していくことで、多くの中小企業に当社サービスをご利用いただけ、上記の目標が達成できると考えています。「中小企業に向けて自社ソリューションを公的支援を活用して提案したい」といったニーズをお持ちのパートナー様とご連携できればと考えております。
- めぇ〜ちゃん
- 手続きが煩雑である補助金・助成金の申請書をオンラインで簡単に作成できる「Scalar Self」は、特に中小企業などにおいて需要がありそうですね!それでは次回もお楽しみに!
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