- インタビュー
2023年05月02日
スタートアップに会いたい!Vol.64- 名古屋鉄道株式会社
- 名古屋鉄道株式会社
岩田 知倫 - 事業創造部
部長
- 名古屋鉄道株式会社
佐伯 高史 - 事業創造部
課長
- 名古屋鉄道株式会社
堀場 萌美 - 事業創造部
チーフ
連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業80社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2023」からご確認いただけます。
日本テレビに続く第64回目は名古屋鉄道です。名古屋鉄道の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!
岩田氏、佐伯氏、堀場氏に伺いました
何をしている会社ですか?
岩田:名鉄グループは、愛知・岐阜を基盤とする唯一の大手私鉄として、鉄軌道事業及び不動産事業を中心に、交通、運送、観光レジャー、流通、航空、情報、保育、教育、ヘルスケア等の事業を約120社において展開しています。
長期ビジョン「VISION2030~未来への挑戦~」では、地域と共に生きる企業として、モビリティの提供やまちづくりを通じて新たな魅力や価値を創造し続けることや、変化する社会のニーズを積極的に取込み、新たなライフスタイル・豊かな生活の実現をサポートすることを目指しています。これらの実現に向けて、スタートアップの皆様と挑戦していきたいと考えています。
これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?
堀場:各種イベントへの参加やご紹介等により幅広く情報収集をおこない、協業に向けた実証実験を実施する等、スタートアップの皆様との連携に積極的に取り組んできました。今までの事例としては、ドローン事業におけるプロドローン社との業務提携、MaaS事業における自治体・大学・スタートアップ等様々なパートナー様との連携、駅というアセットを活用した実証実験の実施及びサービス導入、情報関連事業における共同開発等の実績がございます。
そして、グループ一体となってより一層オープンイノベーションを推進していくため、2023年4月「名鉄オープンイノベーションLab」を立ち上げました。スタートアップの皆様と名鉄グループとのシナジーによる新しい価値・事業の創造を目的としており、事業共創を前提とした出資の機能も併せ持っています。よりスピーディーに、有言実行で挑戦していきます。
御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?
佐伯:当社のパーパスである「地域を創る、社会を支える」事業を実現・展開していくには、自社の力だけでは難しく、スタートアップの皆様と共に挑戦していくことが必要だと考えています。既存事業領域の課題解決に資する取り組みはもちろん、新たな事業にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。当社のアセットを活用しながら挑戦したい、当社と共にさらなる飛躍を目指したいとお考えのスタートアップの皆様、ぜひお声掛けください。
スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?
佐伯:以下のアセットをご用意しています。その他、当社グループが保有するアセットについてはご相談ください。
- MaaSアプリ「CentX」とのサービス連携
- 当社鉄道の駅施設の活用
- 当社グループ保有の沿線商業施設の活用
μPLAT(ミュープラット)、SAKUMACHI商店街など - レジャー・サービス事業における連携
博物館明治村・南知多ビーチランド等のレジャー施設
ビジネスホテルからシティホテルまで幅広い形態の宿泊施設。 - ドローン事業における連携
- 当社グループが保有する会員組織の活用
最後に一言お願いします
堀場:今年度は「名鉄オープンイノベーションLab」立ち上げ初年度ということもあり、メンバー全員気合が入っています!当社から提供できるアセットをフル活用し、皆様と協業できることを楽しみにしています。共に挑戦してくれる仲間をお待ちしています!
名古屋鉄道と面会・提案したい!というスタートアップの皆様はメールにてご連絡ください。メールはこちら
メールには以下情報を記載の上、ご連絡ください。
事務局から折り返し連絡いたします。
<送付先>kddilabo-info@kddi.com
・企業情報(会社名/URL/会社概要資料)
・連絡先情報(氏名/役職/メールアドレス)
・面会/提案希望先(大企業名/提案概要)※複数可
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