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2021年10月04日

スタートアップに会いたい!Vol.36-文化放送

株式会社文化放送
平澤 由美
カスタマーリレーション局 局長

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業50社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2021」からご確認いただけます。


【第一生命】に続く第36回目は文化放送です。文化放送の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


平澤氏に伺いました

何をしている会社ですか?

平澤:文化放送は2022年3月31日で70周年を迎えるラジオ局です。現在はAM、FM放送の他、radikoでインターネット配信もしています。radikoでは1週間の聴き逃しサービスだけでなく、有料会員登録で全国のラジオ番組が聴取可能になるサービスや、検索やレコメンド機能も活用出来るので、クリアな音声で好きなトークや音楽・スポーツ中継などを楽しむことができます。

文化放送では、声優がパーソナリティーを務めるA&G(アニメ&ゲーム)関連番組として、24時間プログラムのインターネットラジオ「超A&G +」も配信しています。
簡易動画を楽しむことも出来、SNSとの相性も抜群です。

今後は、歴史の長い「ラジオ」という領域に留まらず、オンデマンド音声コンテンツやオーディオアド対応可能なデジタル素材、信頼のある媒体としての強みを生かした新規事業に取り組み、合わせて社会貢献や社会の課題解決においても成果をもたらしたいと考えています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

平澤:株式会社Gunosyの情報キュレーションアプリ「グノシー」のラジオコーナー拡充に伴い、文化放送がラジオ局として初めて音声コンテンツの配信を開始しました。ラジオ番組を楽しみながらニュースを閲覧可能になった最初のケースです。

三井ショッピングパーク「ららぽーとTOKYO-BAY」では、オンエア済みの特別番組「花火大会特番」の音声コンテンツを提供し、約2週間限定で館内のLINE Beaconより来館者へ特別配信しました。元々は3Dオーディオ技術を駆使して制作、放送された花火音だけのラジオ番組で、「#花火特番」がTwitterでトレンド最高5位入りし話題を呼びました。

また、コンビニエンスストア各社との番組タイアップで様々な商品を開発しており、回を重ねるごとにリスナーに愛されるお馴染みのシリーズ商品となっています。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

平澤:主に二つあります。一つ目は新規事業の創出で、現在の収入基盤の柱である放送収入以外の新たな事業をスタートアップと共創したいです。放送局の優位性を活かして中長期的に展開可能な、社会貢献も兼ねた新規事業を幅広く検討したいと考えています。

二つ目は、文化放送の既存コンテンツや新規コンテンツを放送以外で有効活用したり、コンテンツの再加工やカスタマイズすることで新たなマネタイズポイントを作り出すことです。この点においても、スタートアップの様々なアイディアを取り入れたいと考えています。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

平澤:ご一緒頂けるスタートアップには以下がご提供できると考えています。

  1. 文化放送本社社屋のスタジオやイベントスペースなどの提供
    社屋1階のサテライトスタジオ、サテライトプラス(広場スペース)
    文化放送メディアプラスホール(150名キャパ)やラウンジスペース
  2. SDGs関連コンテンツの供給、レギュラー番組「SDGsVoice」との共創機会
  3. 落語関連コンテンツを利用した新たなマネタイズモデルの共創機会
    アーカイブの音源の活用(要許諾)
    落語寄席などのイベントオンライン対応も可能
    落語家とのネットワーク
  4. B3プロバスケットチームさいたまブロンコスとの共創機会

最後に一言お願いします

平澤:文化放送は小さな放送局ですが、新しいことを共創出来る無限の可能性を秘めています。新しい事業展開の可能性の種を持って、文化放送のドアを是非叩いてください。社会に貢献できること、話題になること、利益をもたらすこと、そんな花を一緒に咲かせ、実現しましょう!

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