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2023年05月24日
特許庁・経産省 ー良好なパートナーシップを構築するための「事業会社とスタートアップのオープンイノベーション促進のためのマナーブック」公開ー
特許庁と経済産業省は、「事業会社とスタートアップのオープンイノベーション促進のためのマナーブック」の取りまとめを公開した。本マナーブックは、オープンイノベーションの場での良好なパートナーシップ構築のために活用できる。
経緯
特許庁と経済産業省は、従来の常識とされていた交渉の落とし所ではない新たな選択肢を提示した「オープンイノベーション促進のためのモデル契約書(OIモデル契約書)」の新素材編・AI編の改訂と大学編の策定を行い、これらを2022年3月に公表した。
しかし、OIモデル契約書の社会における認知度は十分とは言えず、OIモデル契約書の考え方を広く知ってもらうとともに、これを一層活用いただくための手法について検討してきた。
「事業会社とスタートアップのオープンイノベーション促進のためのマナーブック」について
内容一部
本マナーブックは、オープンイノベーションを成功させるための、良好なパートナーシップ構築において事業会社・スタートアップの双方が意識すべきポイントを「マナー」として紹介している。オープンイノベーションを成功させるためには、連携先との良好なパートナーシップの構築が欠かせないが、本マナーブックを活用することでその構築のための心構えを学ぶことができる。
心構えを学び、連携先と実現したい理念や共同したい目的を共有した上で、契約交渉の際はOIモデル契約書を併せて活用することで、より円滑かつ効果的にオープンイノベーションを進めることが可能となる。