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2023年12月06日

Z世代が選ぶ2023年最新トレンドランキング!インフルエンサー・タレント・コンテンツの3部門を解説(前編)

テテマーチ株式会社(以下、テテマーチ)は、『Z世代SNSトレンドグランプリ2023』を発表しました。この記事ではテテマーチ協力のもと、Z世代が実際にどんなことに興味関心を向けているのか前編と後編の二部構成で解説します!

後編:Z世代が選ぶ2023年最新トレンドランキング!スポット・グルメ部門ヒットの裏側を解説(後編)

テテマーチとは


テテマーチの事業

テテマーチは企業向けにSNSマーケティング支援を中心としたビジネスを展開しています。「サキダチ、ヤクダツ。」をコンセプトに「これから世の中に広く普及するものをテテマーチが先立ってノウハウを習得し、世の中に役立てていこう」という願いを実現すべく活動をしています。2015年の創業時より、SNS領域に注目し、700社以上のサポートを実施。アカウントのコンサルティング、分析ツール開発など、さまざまなサービスをもって企業のSNS活用を支援しています。 今後も、企業のマーケティング活動を一気通貫してサポートすべく、プロダクトやサービスの開発に注力しています。

今回の『Z世代SNSトレンドグランプリ2023』は、テテマーチが19歳〜23歳のZ世代400名を対象に、今年のSNSトレンドについて「インフルエンサー部門」「タレント部門」「コンテンツ部門」「スポット部門」「グルメ部門」の5部門に分けてアンケート調査を実施し、その結果をランキング化しました。

Z世代トレンド「インフルエンサー部門」

1位:ちょんまげ小僧

メンバー全員が中学生からなる6人組YouTubeグループです。わずか1カ月でチャンネル登録者数は100万人を超えており、驚異的な人気を集めています。「ひき肉です!」という挨拶が話題になっており、TikTokで目にした方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。中学生の飾らない日常や個性豊かなメンバーに釘付けになる視聴者が続出しています。また、中学生にもかかわらず、他YouTuberと引けを取らない動画クオリティで編集がうますぎると話題になりました。

2位:のっく(犬系彼女)

犬系彼女「ののち」と彼氏「りく」のカップルYouTuberです。こちらのカップルYouTuberが載せたUFOキャッチャーで目当ての商品が取れず「4000円も使っちゃった」と涙を流すTikTok動画が大バズりして話題になりました。「ごめぇんね」と謝る姿を真似するインフルエンサーや芸人も現れ、そのクオリティの高さがさらに話題を呼びました。

話題になったTikTokの動画はこちら

3位:とうあ

こちらは昨年から話題ではありましたが、ジェンダーレスなビジュアルや考え方、個性的なキャラクターを確立しており、10代を中心に絶大な人気を誇っているインフルエンサーです。「おはようでやんす」という挨拶がバズり、持ち前の明るさとトーク力で視聴者を元気づけています。今年は、TGCなどのファッションショーに出演するなど、昨年を上回る勢いで人気を誇っており、ランクインしました。

Z世代トレンド「タレント部門」

1位:新しい学校のリーダーズ

楽曲「オトナブルー」がTikTokでバズり、人気を集めました。「個性と自由ではみ出していく」をコンセプトとして、中毒性のある歌やダンスにやみつきになる人が続出しています。「オトナブルー」の振り付け、首を横にスライドさせる「#首飾りダンス」が話題となり、日本だけでなく、海外でもTikTokでダンス動画を投稿するファンが多く見受けられました。

2位:あの

タレントだけでなく、アーティストとしても幅広く活躍するあのちゃんが2位にランクインしました。舌足らずなしゃべり、一人称が「ボク」のように、飾らない性格・不思議キャラが多くの人からZ世代に愛されています。性格やキャラクターとは裏腹に、歌が上手い、運動神経が良い等のギャップがバラエティで垣間見えるところも、あのちゃんの魅力の一つと言えるのではないでしょうか。

3位:粗品(霜降り明星)

お笑いコンビ霜降り明星のツッコミ担当として活躍する芸人です。タレントのみならず、ボカロP、YouTuberとしてマルチに活躍しています。ギャンブル好きとしても知られており、競馬を予想する動画がYouTubeで特に人気のコンテンツとなっています。Instagramでは、アプリ内で撮影・選択した写真や動画に対して粗品のツッコミ「しょうもない人生」や「お前の事誰が好きなん?」のエフェクトを使ったストーリーズが流行しました。


ストーリーズのエフェクト

Z世代トレンド「コンテンツ部門」

1位:BeReal

BeRealは調査した際に集められた票数の中でも、特に多くを占め、Z世代の今年の顔ともいえるアプリです。1日1回、自分の日常を共有するSNSアプリで、通知が来るタイミングは毎日異なり、ユーザーは通知が来てから2分以内に撮影、投稿すると友達の投稿を見ることができます。従来のSNSであるXやInstagramが不特定多数の人と繋がるのに対し、BeRealは限られた親しい友人のみで着飾らないリアルな自分を投稿するという点がZ世代に広く受け入れられています。


BeReal

2位:ChatGPT

こちらはZ世代だけでなく、世の中全体のトレンドとも言えますが、Z世代にも広く浸透しているという点がポイントです。皆さんもよくご存じだとは思いますが、ChatGPTは米OpenAI社がリリースした生成AIのサービスです。Z世代の間では、学校の調べ物やレポート作成、またアイデアに行き詰ったときに壁打ち相手として利用しているようです。


ChatGPT

3位:推しの子

アニメの人気が高まる中、作品との親和性の高いアニメ主題歌YOASOBIの「アイドル」も史上最速で再生回数1億回を突破するなど大ヒットとなりました。TikTok上では、ファンがアニメのハイライトシーンの切り抜きや、主題歌に合わせたダンス、主人公「星野アイ」のコスプレなど、ファンが作品を様々な形で楽しんでいる様子が見られました。

ここまでインフルエンサー・タレント・コンテンツの3部門でそれぞれランクインしたものをご紹介してきました。後編では、スポット・グルメの2部門の結果とそこからわかった傾向について解説します!

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