- インタビュー
2026年03月17日
スタートアップに会いたい!Vol.106- アクティオ

- 株式会社アクティオ
川上 修明(写真右) - レンタルDX営業部 副部長
- 株式会社アクティオ
出光 裕一(写真左) - レンタルDX営業部
連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業100社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業各社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2025」からご確認いただけます。
【住友電気工業】に続く第106回目はアクティオです。アクティオの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご連絡ください!
川上氏、出光氏に伺いました
何をしている会社ですか?
川上:私たちは、建設機械レンタルのリーディングカンパニーです。 単に機械を貸し出すだけでなく、レンタルにコンサルティングを掛け合わせた提案型レンタル「レンサルティング®」を事業の核としています。システム設計や機械開発までも担う付加価値の高いサービスを提供し、多様化するお客様のニーズ、求められる環境性能や省人化に対し、複数メーカーの建設機械を扱うアクティオの柔軟な発想から様々なレンサルティングをご提案しております。
出光:最近は建設DXが流行し、IoTやICT建機で機械の稼働状況をクラウドで一元管理するシステムや、自動計測システムなどの導入、建機以外にもDXに関連するサービスやシステムを積極的に導入するなど、進化したレンサルティングで顧客の利便性向上を目指しております。
これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?
川上:例えば、国交省和歌山河川国道事業所の依頼で、学生向けにICT建機の操作体験やi-Constructionの学外実習を運営しています。現場のリアルなデータを教育現場に提供し、次世代の担い手育成を支援しています。
他にも大型の整備拠点であるテクノパーク統括工場では外部パートナーとの共創の場として活用し、開発中の新技術やアプリケーションを、実際の建機に搭載してテストできる環境を提供しています。
出光:建設機械の枠を超えた付加価値を提供するため、スタートアップ企業との共創を加速させています。具体的には、スタートアップ企業が開発した機械を当社が導入し、レンタルとして市場へ供給しています。一方で、保守・整備は開発元が担う分業型モデルを構築しました。これにより、当社の整備リソース不足という課題を解決しつつ、パートナー企業には稼働に応じた安定収益を還元という協業体制を取り入れております。
御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?
出光:私たちは現在、建設業界全体の2024年問題の労働時間制限や深刻な人手不足を背景に、単なる機械の提供を超えた「デジタルとレンタルの融合」を急いでいます。
建設現場では未だに熟練工の勘に頼った施工や、紙ベースの管理が多く残っており、生産性の向上が限界に来ています。
そこで当社は施工管理の自動化、AIによる工程最適化、熟練工の技術をデジタル化する支援システムなどの現場を動かすデジタルサービス、ウェアラブルデバイスやセンサー等の既存の現場に後付けで導入できるDX推進のための次世代ツール、遠隔操作や自律制御を前提として設計された機械や、データ収集・連携が容易な次世代レンタル機を一緒に開発、もしくは既に取り扱っているスタートアップ様と連携したいと考えております。
スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?
出光:主に以下のアセットを提供することが可能です。
- 実証実験の場の提供:全国の建設現場との強固なネットワークを活用し、PoCの場をセッティング可能です。
- 現場の「生の声」のフィードバック:当社のプロフェッショナルや、実際のユーザーである建設会社から、改善に直結するシビアかつ具体的なフィードバックを提供します。
- テクノパークでの試験開発:全国のテクノパークを、開発拠点として開放します。
- 膨大な機材:数万点に及ぶレンタル機材を、デジタルツールの装着・実装するためのベース機として活用いただけます。
アセットイメージ
最後に一言お願いします
川上:これまで私たちは日本最大級の建設機械レンタル企業として、物量とマンパワーで現場を支えてきました。しかし、もはや従来の機械や人の努力だけでは解決できない壁に直面しています。私たちが求めているのは、単なる機材の改良ではなく、現場のあり方そのものを変える「デジタルの力」です。
私たちは、現場が切実に求めるデジタルサービスやDXを推進する次世代ソリューションを導入し、現場のあり方を根本から変えたいと考えています。
皆様が持つ革新的な技術で建設業界の未来を共に切り拓く、熱い挑戦をお待ちしています。
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<送付先>kddilabo-info@kddi.com
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