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2024年05月14日

スタートアップに会いたい!Vol.75- シャープ

シャープ株式会社
胡間 修二
インキュベーション推進部 部長

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業90社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2024」からご確認いただけます。


【中日新聞】に続く第75回目はシャープです。シャープの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


胡間氏に伺いました

何をしている会社ですか?

胡間:シャープはおかげさまで昨年(2023年)創業111周年を迎えました。当社は創業者の精神である「誠意と創意」「まねされるものを作れ」というベンチャースピリットに基づき、日本初・世界初の製品やサービスを生み出してまいりました。

現在の主力製品は白物家電、黒物家電、スマートフォン、PCなどのB2C製品に加え、オフィスソリューションやサイネージなどのB2B製品も提供しており、家庭やオフィスでのタッチポイントにおけるユーザーエクスペリエンス向上に貢献しております。

今後は、AI・IoT技術の活用や新たなビジネスモデルの導入により、ヘルスケアや環境分野を含む社会課題の解決に取り組み、持続可能な未来を築くことに注力します。家庭やオフィスを起点として、人々の生活や仕事に価値を提供し、社会に貢献する取り組みを進めてまいります。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

胡間:当社はこれまで、当社のモノづくりの技術・ノウハウなどをスタートアップ企業に提供し、スタートアップから熱量・刺激を得るというイコールパートナーシップ(SHARP Incubation Partner-Program)の関係拡大を推進してきました。

スタートアップ向けのアクセラレーションプログラム(『モノづくりブートキャンプ』『量産アクセラレーションプログラム』)、モノづくりプロ.netとしてモノづくり企業をご紹介するオンライン・マッチングサービス(利用無料)、ProdactQuality.netとして品質・信頼性の各種試験/解析から改善コンサルティングまでを提供する受託サービスも立案・実施しております。

また直近では、生成AIを活用したスタートアップとの共同開発などの具体的な協業の取り組みも実施しています。

今後もより多くのスタートアップとの協業・共創を加速させていきます。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

胡間:当社の課題は、モノづくりからサービス・ソリューションへ変革、新しいビジネスモデルへの変革です。その中でも特に下記の領域について、新たなビジネス創出・共創に向けたアイデアのご提案・お声がけをいただけると幸いです。

  • カーボンニュートラルを目指したソリューションの創出
  • 生成AIを用いた新規ソリューションの創出
  • IoT家電を活用した新規ヘルスケアサービスの創出
  • 家電とAI/IoT連携を用いた新しいソリューションの創出
  • 番組視聴とは異なる、TVの新規用途の創出
  • 広告、サイネージ、データ、POSの連携プラットフォームや新しいビジネスモデルの創出
  • シャープ会員基盤向け新規事業創出

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

胡間:当社技術・事業を共創のための機会として活用したいと考えております。

  • 家電AI/IoT事業における共創の機会
  • スマートTVやセットトップボックスに自作アプリを実装できる Android TV プラットフォームを活用した、新たな家庭向け/業務向けサービスのPR
  • サイネージ・POS事業との共創機会
  • シャープ会員基盤とEC事業との協創機会、新規事業POCの場の提供

最後に一言お願いします

胡間:本年1月1日にインキュベーション推進部を立上げ、スタートアップ連携・共創取り組みを加速しております。近々アクセラプログラム実施も予定しています。当社とスタートアップの強みを掛け合わせることで新しいビジネスを創出し社会課題解決に貢献していきたいと思いますので、ぜひともお気軽にお声がけいただければ幸いです。

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