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2024年04月25日

スタートアップに会いたい!Vol.73- キリンホールディングス

キリンホールディングス株式会社
高野 友理香
CVC担当

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業90社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2024」からご確認いただけます。


【サツドラホールディングス】に続く第73回目はキリンホールディングスです。キリンホールディングスの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


高野氏に伺いました

何をしている会社ですか?

高野:キリングループは、発酵バイオテクノロジーをコアコンピタンスとして、3つの領域(食・ヘルスサイエンス・医)で事業を展開する食品メーカーです。

酒類・清涼飲料や食品を扱う食領域、医療品を扱う医領域に加え、今後は新たな事業の柱として、病気になる前の未病段階における健康ニーズにお応えするヘルスサイエンス領域にも注力しており、数年前にファンケル社とも業務提携を結び、活動を加速させています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

高野:オープンイノベーションの取り組みはこれまでもアクセラレータープログラムを行ったりと継続的に取り組んでいますが、ヘルスサイエンス領域の加速を目的に2020年からCVCの活動を開始しています。

これまで19社のスタートアップ企業に出資をしており、投資先との協業事例も生まれてきました。研究開発領域などはまだお伝え出来ないものが多いのですが、協業事例としては、植物肉原料を開発するDAIZ社とキリンシティで共同のメニュー開発をしたり、腸内細菌検査ビジネスを展開するサイキンソー社と事業提携をしたりと、投資時に目指す世界観をすり合わせ、新しい価値創造に向けた仮説検証のステップを進めています。

キリン単独だとなかなかアクセスできない領域で、先端的なビジネスを行うスタートアップの皆さんと新しい取り組みができることにとてもワクワクしています。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

高野:キリングループにとってはヘルスサイエンスの領域自体が新しい事業領域でもあるため、キリン単独のみでお客様に価値創造をするには限界があると思っています。健康と一言で言っても世代やライフスタイルによって悩みは多岐にわたるため、ヘルスサイエンスの各領域で専門性の高いスタートアップの皆様と両社の強みを掛け合わせることでお客様に提供できる価値を高めていきたいと思っています。具体的には、下記のような観点でスタートアップ企業の皆様とシナジー創出を目指していきたいと考えています。

  • ヘルスサイエンスの進化につながる技術
  • 健康意識/行動変容におけるCX向上
  • 健康意識の高いお客様とのタッチポイント拡大
  • 健康データプラットフォーム

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

高野:キリンがこれまで100年以上の歴史の中で培ってきたアセットは多岐にわたります。免疫や脳機能に関わる研究成果や発酵技術・微生物コントロール技術、健康意識層の顧客接点、BtoCマーケティングノウハウや国内外の拠点などでしょうか。最近では社内発の新規事業創造にも積極的に取り組んでおり、連携できるアセットも増えてきていますので、なにか連携の可能性があれば是非お話させてください。

最後に一言お願いします

高野:日々、最先端の領域を走っているスタートアップの皆様との対話や協業の事例づくりの中で刺激をいただいています。ファンドとしてはヘルスサイエンスにフォーカスをしていますが、領域問わずオープンイノベーションの窓口として機能していますので、なにかあればお気軽にお問い合わせください!

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