- インタビュー
2024年01月30日
AR/MRプラットフォームアプリ「mARble」を展開 - MarbleXR
- MarbleXR株式会社
木村 沙那 ダイアナ - 代表取締役
2024年1月19日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
3社目はMarbleXRです。AR/MRプラットフォームによる「新たな顧客体験機会」を創出するスタートアップです。今回は、MarbleXRの代表取締役 木村沙那ダイアナ氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 「mARble」はBtoBtoC向けAR/MRプラットフォームアプリです。「mARble」内では様々な企業・団体・アーティスト様の空間コンピューティング時代のコンテンツを実施されています。
代表取締役の木村氏に伺いました
何をしている会社ですか?
木村:MarbleXRは、拡張現実(AR)および混合現実(MR)技術を駆使した「mARble」というプラットフォームを運営しています。このプラットフォームでは、大企業、団体、アーティストの方々がAR/MRコンテンツを展開できる環境を提供しています。私たちは、コンピューティングの時代に向けて、新たな体験の創出を目指しています。
私たちの事業内容は多岐にわたります。主な内容としては「mARble」アプリ自体の機能改善と、「mARble」上で実施するコンテンツの企画・開発を行っています。スタンプラリー、アート展示、教育コンテンツ、AIキャラクターを用いた案内コンテンツ制作などがあります。
「mARble」イメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
木村:幼少期からエンタメが大好きで、空中にキャラクターやエフェクトが飛び交う世界を夢見ていました。そのため、専門学校でITやグラフィックデザインを学んだことがあります。
起業のきっかけは、祖母の猫が亡くなった時に、ARのバーチャルペットを作っていたのですが、途中からもっと多くのキャラクターやコンテンツ、更には利便性の高いサービスが生まれるような土台を作れないかと考え、今のプラットフォームを思いつきました。
多くのクリエイターが自慢の作品を空間に投影できる環境を創り、様々な企業様とのコラボ・共創によって、より良いコンテンツ・サービスを一緒に生み出したいと考えています。
これからの目標はありますか?
木村:直近の目標はプラットフォームのグローバル展開です。そのために昨年は多くの海外展示会、渡航プログラム、海外アクセラによるプログラムに参加しました。今後は、日本のクリエイターや、企業様が空間コンピューティング時代のコンテンツやサービスを「mARble」を通して作りやすい状態にし、それらを国内で展開するだけでなく、海外のユーザーにも使ってもらえることを目指します。
実現すれば、日本人クリエイターの職や活動、コンテンツそのものを守ることや、様々な企業様の活動を広げることに繋がります。そうすることで、少しでも日本の国力を上げることに貢献できると良いなと考えています。また、世界中のエンドユーザーにワクワクと感動を与えられるプラットフォームを作り上げ、長く続く事業にしていきたいと思っております。
最後に一言お願いします
木村:記事をお読みいただきありがとうございます。ARやMR、空間コンピューティングの技術は少し先のことに感じられるかもしれませんが、数年以内に必ず訪れる未来だと考えています。人々はこれまで手元に収まるツールをデジタル化してきましたが、今後は空間をDXしていく時代になると考えています。きっと多くの企業の皆様がこれまで築かれてきたサービスやコンテンツが、新しい時代の空間を彩ることになると思います。
その際に、私たちのプラットフォームを通して、ご一緒にサービスづくりが出来ましたら光栄に存じます。そのために我々も「mARble」を日々使いやすくし、企業の皆様と対話させていただきながら、最善のソリューション提供ができるよう努めます。
- めぇ〜ちゃん
- AR/MR技術は、2020年代初頭から急速に成長しており、特に小売、エンターテインメント、教育などの分野での応用が期待されております!グローバルでの展開を目指すMarbleXR社に注目です!それでは次回もお楽しみに!
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