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2022年04月20日

クリエイター個人のブランド化を支援するストアフロント型サービスEC - MOSH

MOSH株式会社
籔 和弥
代表取締役CEO / Founder

KDDIは、ストアフロント型のサービスECプラットフォーム「MOSH」を運営しているスタートアップ、MOSHへ出資したことを公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。

今回はMOSH代表取締役CEO / Founderの籔 和弥氏にお話を伺いました。


代表取締役CEOの籔氏に伺いました

何をしている会社ですか?

籔:弊社はストアフロント型のサービスECプラットフォーム「MOSH」を運営しております。
オンラインでサービスを販売したい方に向けて、ホームページの作成・予約・決済・月額サブスクリプション・回数券・クーポン・デジタルコンテンツの販売などの機能を提供している、CtoCのサービスです。

現在ではヨガ・フィットネス・美容・音楽・料理・キャリア・育児・占いなど、200を超えるさまざまな業種の方々にご利用いただいています。MOSHを利用いただいているクリエイターの売り上げが立つことによって会社もスケールしていく事業モデルのため、クリエイターのサービスを「ブランド化」させるための多様な機能や、2人3脚の手厚いサポートを提供しています。


「MOSH」イメージ

なぜ会社を立ち上げたのですか?

籔:世界一周をした際に、世界中の20〜30代の若者と交流を深めたことが創業のきっかけとなっています。SNSで簡単に他人の生き様が垣間見れるようになった時代で、これから自分はどのように生きるべきか、「やりたいこと」や「実現したいこと」に対し、多様な想いを馳せ、悩んでいる若者が多いことに気づき、今後の社会的課題になると感じました。

個人が自分の「やりたいこと」を「経済」として形にできるプロダクトを創りたい、という想いから、自分でサービスを簡単に販売できる『MOSH』の事業をスタートさせました。現在では「情熱がめぐる経済をつくる」というミッションのもと、自らの「情熱」と「経済活動」を両立させて活躍する個人を増やし、その「情熱」に触れた他者が自分の「内に秘めた情熱」を見つけるきっかけを生むという循環を創り続けたいと考えています。

これからの目標はありますか?

籔:「クリエイターの抱える課題を解決し、選ばれ続けるサービスであること」を当面の目標としています。クリエイターの課題解決に注力することで、ミッションである「情熱がめぐる経済」は自然と形成されていくと考えております。現在のクリエイター登録数は45,000人に上りますが、2023年3月までに100,000人登録を目指してまいります。

また、中長期的な目標として「カテゴリの拡大」と「海外への進出」も視野に入れています。
現在フィットネス系の業種のクリエイターさんに多くご利用いただいていますが、他の業種の方にもご利用いただけるように展開し、ゆくゆくは海外のクリエイターにも利用いただけるサービスへと進化させたいと考えております。

KDDIからの出資を通して期待していることはありますか?

籔:KDDIグループさんが抱えている豊富なユーザーに対して、MOSHのクリエイターをマッチングさせるような形で送客支援を賜り、多方面で協業できれば幸いです。

最後に一言お願いします

籔:弊社ではクリエイターエコノミー圏で活躍されている顧客を多く抱えておりますので、MOSHの顧客アセットにマッチした新規事業をお考えの企業さまや、クリエイターエコノミーにまつわる事業にご関心のある企業さまはぜひお声がけいただければと存じます。

クリエイターが「サービスを提供する場」を共創できる企業さまや、「保険」「金融」の領域の企業さまとの協業にも非常に興味がありますので、ぜひご一緒できればと思います。

MOSH
https://corp.mosh.jp/
ストアフロント型のサービスECプラットフォーム「MOSH」を運営

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