- インタビュー
2022年01月11日
ディープフェイク検出サービス - NABLAS
- NABLAS株式会社
鈴木 都生 - 取締役/R&D新規事業統括
2021年11月19日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
4社目はNABLASです。ディープフェイク検出サービスを開発するスタートアップです。今回は、NABLAS取締役/R&D新規事業統括の鈴木 都生氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- ディープフェイクとは、人工知能に基づいて動画や写真の一部を結合させ、元とは異なる動画を作成する技術です。
取締役/R&D新規事業統括の鈴木氏に伺いました
何をしている会社ですか?
鈴木:東大発のAIベンチャーで、ディープフェイク検出や外観検査AI等の自社サービスの開発・提供をしています。加えて、AI戦略立案から共同研究・社会実装・人材育成とトータルでAI活用を支援・伴走するサービスの提供、Kaggle Grand Masterが指導する超実践的なAI人材育成講座の提供なども行っています。
「NABLAS」イメージ
なぜ会社を立ち上げたのですか?
鈴木:人が人らしくより豊かに生きる世の中にしていく為にAI・機械学習という技術を用いて社会をより良い方向に導いていけたらと考えています。社名でもある∇(ナブラ)はディープラーニングにおける”より良い変化”を意味する数学的シンボルですが、NABLASという社名には、社会をより良く・あるべき方向への変化(ナブラ)を作り、技術で貢献していきたいという決意が込められています。
これからの目標はありますか?
鈴木:デジタルツイン化やメタヴァース等の技術やインフラの進化によって、より一層バーチャルとリアルが融合した時代が訪れます。ただ、その中でもリアルとバーチャルの区別がつかなくてはいけない領域や悪用を防ぐための守るための技術が必要になると思います。弊社のディープフェイク検出技術があれば、より世の中の皆様が安心してコンテンツや情報を楽しみ、技術も法や精度による過度な干渉を受けすぎず、より発展させていきやすい世界にしていけると考えています。
最後に一言お願いします
鈴木:デジタル化や情報が氾濫する時代において、情報の悪用は今後大きな社会問題に発展すると思います。弊社と一緒に是非ディープフェイクの生成・検出技術を磨き、そのような社会課題に立ち向かっていくパートナーになって頂けたらと思います!よろしくお願いします!
- めぇ〜ちゃん
-
SNSなどでも見かけるディープフェイク動画。トラブルを防いでいくためにもとても重要なサービスとなりそうです!
それでは次回もお楽しみに!
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