- インタビュー
2021年12月27日
文化イベントのサブスクサービス - Sonoligo
- 株式会社Sonoligo
遠山 寛治 - 代表取締役
2021年11月19日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
2社目はSonoligoです。文化体験のサブスクサービスを展開するスタートアップです。今回は、Sonoligo代表取締役の遠山 寛治氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 「Sonoligo」とは、音楽・スポーツ・アートなどの文化イベントのサブスクリプションサービスです!
代表取締役の遠山氏に伺いました
何をしている会社ですか?
遠山:Sonoligoは、「文化の民主化」を目指した名古屋大学発ベンチャーであり、音楽・スポーツ・アートなどの文化イベントのサブスクリプションサービスを展開しております。名古屋市内で始まったサービスですが、中日ドラゴンズ様、名古屋グランパス様、オーケストラや美術館、映画館など400団体以上で導入されています。
今後は鉄道会社様、行政機関様と連携しながらサービスを展開していきます。関西ではOsakaMetro様と大阪市様・堺市様、愛知県では2022年1月より名鉄様と岡崎市様と展開を開始していきます。
サブスクで気軽にイベントに参加できるサービスとなっていますが、Sonoligoはイベント主催者様の課題解決から始まったサービスです。イベントにおける新規顧客の獲得は非常に困難であり、常に主催者の悩みの種となっています。(Jリーグのあるチームの一般的な試合での新規顧客率は、約0.3%と言われています。)特にクラシックや伝統芸能などの分野は、さらに厳しい水準にあるといえます。
それを解決するために、ダイナミックプライシングとサブスクリプションを組み合わせた新しい収益構造(特許取得済)により収益と集客を最大化する仕組みを開発しました。主催者様にとっては、70%以上の確率で新規顧客の獲得が可能になるとともに、導入費用や月額費用は一切かからず無料でSonoligoをご利用いただけます。
「Sonoligo」イメージ
なぜ会社を立ち上げたのですか?
遠山:会社設立前にドイツのミュンヘンに留学しており、そこでみた景色がSonoligoの思想の根底になっています。コンサートやサッカーの試合、美術館に日常的に人々が溢れており、文化が生活の当たり前になっている光景に感銘を受けSonoligoは設立されました。
これからの目標はありますか?
遠山:今後は、生まれの中部地区・関西・そして関東でのサービス展開を考えています。鉄道会社様や行政機関様との連携を積極的に進めていきたいです。また法人様向けへの展開も今進めており、文化体験の機会を会社として気軽にできるようなサービスを提供することで、Well-Beingな暮らしを提供できると考えています。一歩外に踏み出してみて、住んでいる地域に素晴らしい文化体験がこんなにもあったんだ!と気づいていただける機会を増やしていきたいです。
最後に一言お願いします
遠山:コロナ禍により文化・スポーツ・エンタメ業界は大きな打撃を受けています、一方でその価値がより一層浮き彫りになったと感じています。Sonoligoで新しい文化体験の機会が生まれることで、その地域の魅力向上に繋がるだけでなく、移動の需要や消費活動が生まれます。
Sonoligoは文化体験の機会を提供する以上の意義があるサービスです。是非この輪を広げていただける方々とご連携できることを楽しみしております。
- めぇ〜ちゃん
-
コロナで大きな影響を受けたイベントを応援するためにも使ってみたいサービスですね!
それでは次回もお楽しみに!
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