- インタビュー
2025年07月28日
AIインカム「ボイットコネクト」を提供!- ボイット

- ボイット株式会社
永冨 泰高 - 代表取締役CEO
2025年7月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ8社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
5社目はボイットです。医療・介護・宿泊施設の現場で活躍するAIインカム、「ボイットコネクト」を提供するスタートアップです。今回は、ボイット 代表取締役CEOの永冨 泰高氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- スマートフォンにアプリを入れるだけで、PHSの代替としてクリアな音声通話と位置情報、録音、翻訳など多様な機能を提供します。
代表取締役CEOの永冨氏に伺いました
何をしている会社ですか?
永冨 :ボイット株式会社は、スマートフォンベースの業務用インカム「ボイットコネクト」を提供しています。従来のPHSや無線機に代わるクラウド型音声通信プラットフォームとして、医療・介護・宿泊など、人が動きながら働く現場に最適化された音声コミュニケーションを実現しています。AIによる音声認識や文字起こし機能などを通じて、現場の連携・業務効率化・伝達ミス削減に貢献しています。サブスクリプションモデルで提供しており、導入の初期コストを抑えることができるのも特長です。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
永冨 :ボイットは、2023年8月4日に設立されました。設立のきっかけは、東芝デジタルソリューションズが提供していたスマートインカムサービス「フィールドボイスインカム」の事業を譲り受けたことにあります。すでに数百社の導入実績を持つこのサービスを基盤に、現場の課題をより深く解決するための新たなスタートを切りました。
私たちは「現場の声を未来へつなぐ」というビジョンのもと、医療・介護・宿泊業界をはじめとする人手不足が深刻な現場で、ITと通信の力を活用し、業務の効率化・伝達ミスの削減・職場環境の改善を目指しています。現場からのリアルな声をもとに、使いやすく、実用的で、導入しやすいサービスを提供し続けることが、私たちの創業の原点です。
これからの目標はありますか?
永冨 :私たちボイットは、「現場に活気、世界に元気を。」というミッションのもと、今後さらに多くの現場課題の解決に貢献していきたいと考えています。特に、医療・介護・宿泊など人手不足が深刻な業界において、音声技術を軸とした革新的なソリューションを提供し、現場のコミュニケーションを根本から変えていくことが目標です。
また、現場で働く方々との対話を重視し、ニーズに即したサービスを共創していく姿勢を大切にしています。今後はAIやIoTとの連携をさらに強化し、国内にとどまらず海外展開も視野に入れて、「働く現場」に活気をもたらすプラットフォームへと進化させてまいります。
最後に一言お願いします
永冨 :「通信で、現場に力を。」私たちは現場の声をそのままサービスに反映し、実直に開発・サポートを行っています。共創いただける企業様とは、単なる連携ではなく“同じ現場を見て、共に育てていく”関係を築きたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
めぇ〜ちゃん
- 現在、医療・介護・宿泊業界では深刻な人手不足が課題となっています。この課題を、AIを活用した音声コミュニケーションツール「RECAIUS」で解決する、ボイット社に注目です。それでは次回もお楽しみに♪
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