Cofounder & CEOのZohaib Ahmed氏に伺いました

何をしている会社ですか？

Ahmed：Resemble AIは、生成AIコンテンツの「制作」から「配信」に至るまで、企業の安全を包括的に確保する唯一のプラットフォームです。
当社は、企業規模での生成AI活用に伴うリスクや、ディープフェイクの脅威から組織を守るため、世界でも有数の高度なAIシステムを構築してきました。これらを基盤として、企業の厳格な要求に応える堅牢なセキュリティ機能を提供しています。

なぜ会社を立ち上げたのですか？

Ahmed：私は以前から生成AIに強く惹かれていました。その人気が高まり、新しい多様な方法で利用されるようになるにつれ、これが世界に変革をもたらす技術になると確信しました。

Resemble AIは、ChatGPTが登場する以前から「信頼」と「倫理」を原則として設立されました。創業当初から、話者認証や識別のためのモデルをオープンソース化し、コンテンツの真正性を高めるための「透かし技術（ウォーターマーキング）」などの研究手法を発表してきました。

私たちは、急速に変化する生成AIの世界に対応するためにビジネスを進化させ続けており、業界にインパクトを与えられることを楽しみにしています。

これからの目標はありますか？

Ahmed：AI生成コンテンツの検証における「新たな基準」を確立することです。生成AIが進化するにつれ、それに対する防御策や対策も共に成長する必要があります。Resemble AIはこのミッションにおいて、業界のリーダーになれると確信しています。

KDDIからの出資を通して期待していることはありますか？

Ahmed：KDDIという強力なパートナーと共に、新たな市場を切り拓けることを期待しています。共にイノベーションを創出し続けるビジネスパートナーとして、共に成長していきたいです。

最後に一言お願いします

Ahmed：生成AI革命はすでに到来しており、それには絶大な「機会」と重大な「リスク」の両方が伴います。Resemble AIでは、組織がイノベーションとセキュリティの「二者択一」を迫られるべきではないと考えています。

これは世界規模の課題であり、私たちはできるだけ多くの人々が安全を保ち、正しい情報を得られるよう支援することに尽力しています。