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2025年05月30日

★特集★side project with MUGENLABO参加スタートアップ紹介 - OMO

OMO株式会社
河野 正幸
代表取締役社長

2023年よりKDDI ∞ Laboにてプログラムを開始している「side project with MUGENLABO」へご参加いただいたスタートアップをシリーズ化にてご紹介!

side projectにて実際に大企業社員を受け入れたスタートアップに、MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。


本日ご紹介するのは、OMO株式会社です。OMO株式会社は、小売店向け下取り支援サービス「ココウル」を軸に、リユース事業を展開するスタートアップです。


今回は、OMO株式会社の代表取締役社長 河野 正幸氏にお話を伺いました!


めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
side project with MUGENLABO」は、KDDI ∞ Laboと、スタートアップへの越境プログラム「レンタル移籍」や「side project」を手がけるローンディールが手を組み、2023年から開始しました!

本プログラムは、業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし、人手不足解消と新たな事業共創を目指す人財支援プログラムです。

大企業社員は3カ月間の期間で就業時間の約2割を目安に、スタートアップの業務に従事いただきます。スタートアップは人手不足解消に加え、大企業の社員と関わることによる新たなアイディアと事業共創機会を見込むことができます。

代表取締役社長の河野氏に伺いました!

何をしている会社ですか?

河野:小売店向け下取り支援サービス「ココウル」を軸に、リユース事業を展開しています。
「ココウル」は、不要になった中古品(ゴルフクラブ等)を自宅からオンラインで専門家の詳細な査定および買取金額の提示までを受けられ、その中古品を近所のお店に持ち込むだけで中古品の売却を完結できる画期的な中古品買取支援サービスです。オンラインによる独自の査定ツールを活用することで、ゴルフグッズなど専門用品のスピーディで適切な査定を実現します。またゴルフ練習場など既存の店舗と提携することで、全国各地に「ココウル」の持ち込み窓口を展開しています。
このサービスを拡大することで店頭買取における売主様の課題(自宅近くに専門の買取店舗がない、店頭での待ち時間が長い等)を解決することができます。

めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
OMO株式会社はこのほかにも以下のような事業に取り組んでいます!
◆事業内容
・買取・下取り支援サービス「ココウル」の開発、運営
・電動工具買取販売専門店「工具UP」の開発、運営
・属性参考型アンバサダーマーケティング
・プラットフォーム「ammba」の開発、運営


ココウルイメージ

なぜこの会社を立ち上げたのですか?

河野:私自身が都内で月2万円、築年数60年越えの賃貸に住んでいたこともあり、貧しい中でも古き良き物を活かして暮らしたり、必要なタイミングで所有品をお金に変えたり工夫しながら、日々の生活で「ちょっと良い」体験をしてきたことから、個々の私生活に納得感を持てることが何よりも重要だと考えています。

現在は、誰かの暮らしにメリットを提供できるサービスを作り続けたい、という思いから事業を推進しております。人の幸福度は大きな達成感を除いて昨日より今日がちょっと良い・ちょっと悪いという積み重ねで測れると認識しており、その「ちょっと良い」と感じられる体験を日々の暮らしの中で提供することが重要だと考えているからです。

ココウルのようなサービスを通じて、多くの方に満足いただけるような機会を提供したいと考えています。
誰もが手軽に不用品を循環させながら、自分の暮らし方に納得することができ、それが積み重なった自分の人生を特別だと信じられる、そんな社会やサービスを実現してまいります。

side projectに参画した背景を教えてください!

河野:弊社がシード期のスタートアップということもあり、サービスの拡大にあたっては限られたリソースの中で様々なことを行う必要があります。そのため、多様な視点・経験を持つ方と一緒にプロダクトや事業を磨き込んでいくことが必要不可欠だと感じていました。
今回、side projectの取り組みを知り、大企業で活躍されているプロフェッショナルの方々と共に、事業拡大に向けて取り組めるという点に非常に魅力を感じ、参画を決めました。単なる「人手」としてではなく、外からの視点やスキルが事業の推進力になると期待しています。

side projectに求めることは何ですか?

河野:「第三者視点での企画・提言および実行によるシナジー創出」です。スタートアップはどうしても日々の運営に追われがちですが、そこに大企業で培われた思考やプロセスを取り入れることで、より構造的・戦略的にビジネスを前進できると考えています。
また、私たちの業界は「モノを捨てる」以外の選択肢を提示していく社会的意義も強く、参加いただく方にもやりがいや手触り感のあるテーマだと思っています。短期間でも、互いに学び合える関係性を築けるようなプロジェクトを目指しています。

これからの目標はありますか?

河野:まずは自社サービスの提携(導入)店舗の拡大やサービス利用率の増加、サービスの認知度向上を図っていきたいと考えています。中長期的には、より多くの方に自社サービスを利用いただくことで、中古品の売却なら「ココウル」と思ってもらえるような世界線を作っていきたいです。

また、自社サービスによって実現したい未来としては、現在は商材をゴルフクラブに限定してビジネスを推進していますが、「ココウル」というサービスは、例えば電動自転車や楽器・キャンプ用品など他のどのような商材でも適用できるサービスです。自社独自のオペレーションにより、中古品売買の免許を持つ特定の事業者だけでなく、誰でも気軽に手間なく中古品の売買を可能にするサービスですので、家の近くにあって買いたいものをすぐに買えるコンビニのような手軽さで、商材の種類や場所、時間などを問わず、中古品の売買が可能になる未来を実現したいです。

最後に一言お願いします

河野:ゴルフクラブを手間なく、なるべく高い値段で売却したいとお考えの方、ぜひ当社サービスをご利用ください!

OMO株式会社
https://www.corp-omo.jp/
小売店向け下取り支援サービス「ココウル」を軸に、リユース事業を展開

side project with MUGENLABO
https://www.kddi.com/open-innovation-program/mugenlabo/sideproject/
業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし人手不足解消と事業共創を目指すプログラム

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