- インタビュー
2025年09月08日
次世代メーカーで省人化を推進- New Innovations

- 株式会社New Innovations
中尾 渓人 - 代表取締役 Co-CEO兼CTO
- 株式会社New Innovations
山田 奨 - 代表取締役 Co-CEO
2025年8月22日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
6社目はNew Innovationsです。飲食ロボットなど自動化ソリューションの展開を行うスタートアップです。今回は、New Innovations 代表取締役 Co-CEO兼CTOの中尾 渓人氏、代表取締役 Co-CEOの山田 奨氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- 「次世代メーカー」として、飲食・小売業を中心に、ロボティクス・AI技術で自動化・省人化を推進するソリューションを提供しているスタートアップです!
代表取締役 Co-CEO 兼 CTOの中尾氏、代表取締役 Co-CEOの山田氏に伺いました
何をしている会社ですか?
中尾 :New Innovations は、AI・ロボティクス等のコア技術を用いて、ハードウェアの製造からソフトウェア構築までを一貫して手掛ける「次世代メーカー」です。
自社プロダクトとして、スマートコーヒースタンド「root C」、かき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」、ハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」、製造業の知を継承するAI図面管理「図面バンク」を開発・提供しています。また、クライアント企業と協業し、その課題解決に向けたソリューションを開発するプロジェクトも進行しています。
Kakigori Makerイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
山田 :私たちは、「人類を前に進め、人々を幸せにする」という理念のもと、人が付加価値の高い仕事に集中できる社会の実現を目指しています。
労働人口の減少という社会課題が深刻化する中、飲食・小売・宿泊業界をはじめとするあらゆる産業で無人化や省人化が喫緊の課題です。私たちは、OMO(Online Merges with Offline)を主軸に、ロボティクスとソフトウェアの力でこれらの産業構造を変革するために事業を行っています。
これからの目標はありますか?
中尾 :現在、プロダクトとソリューションの両輪で事業を推進しています。
プロダクト群は拡大期に入り、「root C」は国内約20箇所で稼働するほか法人向けソリューションプランを開始、「Kakigori Maker」はプロントコーポレーション社やサントリー社をはじめとした複数の企業への導入が進んでいます。また、ソリューション提案においても、大手企業とのプロジェクトが進行しています。
これからも日本発のディープテック企業、そして次世代メーカーとして、ビジネス構築力と技術力を起点に、産業の変革に挑んでまいります。
最後に一言お願いします
山田 :2025年8月に共同代表制を導入し、事業推進力を一層高め、スピード感と持続可能性を両立する経営体制へ移行しました。今後さらに、お客様の漠然とした課題や暗黙知を技術によって具体的なソリューションへと変換する「次世代メーカー」として、これまでの概念にとらわれない柔軟な発想で、業界を問わず最適なソリューションを提供してまいります。
お困りごとがございましたら、お気軽にお声がけください。
めぇ〜ちゃん
- New Innovationsが生み出す、次世代メーカーの広がりに今後も大きな期待が高まりますね!それでは次回もお楽しみに♪
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