- インタビュー
2022年06月30日
製品と場を繋ぐプラットフォーム - Catalu JAPAN
- 株式会社Catalu JAPAN
吉本 正 - 代表取締役
2022年6月17日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
2社目はCatalu JAPANです。流通プラットフォーム「カタルスペース」を運営するスタートアップです。今回は、Catalu JAPAN代表取締役の吉本 正氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 『カタルスペース』とは、製品と場所を繋ぎ、体験を通じたプロモーション・販売を実現するプラットフォームです!
代表取締役の吉本氏に伺いました
何をしている会社ですか?
吉本:「カタルスペース」は製品と場を繋ぐプロモーションのためのプラットフォームです。本プラットフォームを利用いただくことにより様々な既存店舗・施設のスペースに製品を展示し、来店される顧客に体験してもらうことが可能です。
登録いただいている店舗の内装・外観といった雰囲気はもちろん、客層(年齢層、男女比、流行への敏感度、外国人有無等)も確認できるため、製品が最も映え、見ていただきたいお客様が来店される店舗を選択できます。さらに製品に興味を持った顧客に対しては、店舗に予め設置されたカード状の端末を通じ、ECサイトや情報サイト・イベントサイト等へ誘導します。
「カタルスペース」ビジネスモデル
なぜ会社を立ち上げたのですか?
吉本:現在は特にデジタル領域での競争が非常に激化しており、消費者の方に製品やサービスの情報を届けるためには高額な広告宣伝費をかける必要があります。また仮に届けられたとしても写真や動画だけではその良さを伝えきるには限界があり、興味喚起まで至るのは非常に難しいです。
我々はさまざまな特徴や集客層を持つリアルな場所をプロモーション空間として提供し、セレンディピティ的な出会いや体験を通じた良い製品との出会いを提供していきたいです。
これからの目標はありますか?
吉本:どれだけ良いものであっても、生産量や広告宣伝費等、流通側の事情で認知度が低い製品やサービスは全国に大量に眠っています。一方でコロナによって、来店客数の低下、リアルでの接触への拒否感、デジタルとの激しい競争など、都内のサービス店や商業施設も大変革を求められています。
今後「場」というハードをどう使っていくか、そんな「ハード」と製品やそれを活用した「コンテンツ」を繋いでいくのが我々の役割です。今後はインバウンド対応、海外店舗展開、実店舗運営、膨大に蓄積されたデータ利活用等、我々のフィールドは大きく広がっています。
最後に一言お願いします
吉本:モノからコトへ消費が移りつつあると言われている今、コト体験を体験だけで終わらせるのではなく、それをどうその次のアクションに繋げていくか、収益化していくかがこれからは重要だと考えております、是非共創により、さらに新しくワクワクするようなビジネスを作っていければと思っております!!
- めぇ〜ちゃん
-
出店先にはトレーニングジムや歯科医院などもあるそうです!
それでは次回もお楽しみに!
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