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2022年08月10日

組織を活性化するAIアシスタント - KBE

KBE株式会社
白壁 和彦
代表取締役社長

2022年6月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。

4社目はKBEです。AIアシスタント「researcHR(リサーチャー)」を開発するスタートアップです。今回は、KBE代表取締役社長の白壁和彦氏に話を聞きました。


めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
AIアシスタント「researcHR(リサーチャー)」は、チームの「誰が何を知っているか」を自動で収集・分析するTeams/Slackアプリです!

代表取締役社長の白壁氏に伺いました

何をしている会社ですか?

白壁:東工大発のHR techベンチャーで、企業向けのAIマネジメント支援ツール「researcHR」を開発・提供しています。Microsoft TeamsやSlackなどのチャットツール上で機能が完結しており、組織内で「誰が・何を知っているか」を集約・共有できるのが特徴です。

主に50名以上の企業様、特に直近は大手企業様への導入事例が盛んで、情報共有の活性化~問題発見・解決の高速化~マネジメント工数・会議削減~退職検知などにご活用いただいています。


AIアシスタント「researcHR」

なぜ会社を立ち上げたのですか?

白壁:弊社は2018年に私の個人コンサル事務所として始まりました。コンサル事業の利益を東工大の同級生エンジニアに支払うことで、副業的に働いてもらいながらプロダクトを作っては壊しというのを繰り返したというのが始まりになります。

もともと私が10年ほど前に、採用スカウトサービスを立ち上げたこともあり、人のデータベース化・検索という領域に強みと情熱を持っていました。知り合いを通じて関連領域の相談を受けているうちに、徐々に現在のサービスとして形になりました。

これからの目標はありますか?

白壁:トランザクティブ・メモリー(「誰が・何を知っているか」を組織内メンバーが把握する事を重視する考え方)という概念を大切にしています。ベンチャー企業においては、「全員の強みがガッチリと組み合わさった瞬間」をよく経験します。一方、働き方が多様化し、企業規模が変わるにつれ、顔が分かるメンバーやメンバー同士のシナジーを実感できる機会は減っていきます。

私たちは働き方や組織の規模に関わらず、メンバー同士が互いの強みを知り、活かしあって働くことができる世界を目指しています。経営学の言葉に言い換えると、組織としての「トランザクティブ・メモリー」を最大化し、発見(アイデア・課題)&問題解決を高速化する仕組みを提供することが、私たちの目標です。

最後に一言お願いします

白壁:弊社はエンジニアを中心とした組織のため、エンジニア・開発力が強く、販売力があまり強くない会社です。そのため協業には力を入れており、すでにリコー様、富士通様、マイクロソフト様との共創事例があります。すでに様々なSaaSが普及していますが、次はチャットネイティブであることがトレンドになると考えており、弊社はその先駆けになりたいと思っています。単なる代理販売に留まらず、共同パッケージ商材の開発などまでご一緒させてください。

めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
KBE様は∞Laboパートナーのリコー様の推しスタです!是非協業をご検討ください。

それでは次回もお楽しみに!

KBE
https://app.researchr.work/
AIマネジメント支援ツール「researcHR(リサーチャー)」の開発・運営

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