- インタビュー
2021年06月21日
スタートアップに会いたい!Vol.13- 東芝データ
- 東芝データ株式会社
御手洗 美樹男 - エキスパート
連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業80社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2023」からご確認いただけます。
バンダイナムコエンターテインメントに続く第13回目は東芝データ株式会社です。東芝データ株式会社の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!
御手洗氏に伺いました
何をしている会社ですか?
御手洗:世界有数のサイバーフィジカルシステム(CPS)テクノロジー企業を目指している東芝グループは、現在さまざまな産業分野から日々生まれる多種多様なデータを掛け合わせて、新しい価値を生み出す「データサービス事業」に取り組んでいます。その一環として、2020年にデータをつなぎ合わせていくための新会社、東芝データ株式会社(以下、東芝データ)を設立しました。
東芝データは、さまざまなデータを掛け合わせることで、事業者に対してデータの活用を支援します。事業者はデータを活用して高度なマーケティングや広告配信、地域の活性化につながるサービスを提供します。これにより、生活者は日常生活をより便利に・快適に・お得にするサービスを受けることが可能になります。
このように、日々生まれるデータを掛け合わせて価値ある形に変えていくビジネスソリューションを、スタートアップ企業の皆様と共に生み出したいと考えています。
これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?
御手洗:昨年より福島県会津若松市のスマートシティ構想に参画しており、Fintech領域において購買データ活用での地域活性化に貢献していきます。
更なるイノベーションを目指し、是非スタートアップ企業の皆様と事例を創り上げていきたいと考えています。
御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?
御手洗:現在取り組んでいるのが、個人の同意に基づいて得られた購買データの活用です。
この購買データというアセットを活用いただけるスタートアップ企業との共創を期待しています。
(活用例)
- POSレジ支払いから得られる購買履歴のデータと、人々の位置情報や行動履歴など様々なデータをかけあわせた、新しいコミュニケーション手段の創造
- 購買履歴をエビデンスにした、FintechやInsurtech系サービスとの連携や、新商品・ビジネスの開発
- リアル店舗の購買明細データを解析・活用した、新たなサービス創出
- 食事履歴等のライフログデータを解析・活用したデジタルヘルスによる、人々の健康増進のサポート・推進など
スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?
御手洗:国内POSシェアNo.1である東芝テックが提供するスマートレシートデータや、スマートレシート会員の電子レシート情報(※)を想定しております。
(※)会員様の個別同意に基づきデータを活用
最後に一言お願いします
御手洗:東芝グループには、長い歴史で培ったノウハウや高度な技術力があります。その持ち味を生かしながら、様々なスタートアップ企業とアイデアを出し合うことで、新たなビジネス創出に取り組んでいきたいと考えています。是非、新しい事業を一緒に作って行きましょう。
東芝データと面会・提案したい!というスタートアップの皆様はメールにてご連絡ください。メールはこちら
メールには以下情報を記載の上、ご連絡ください。
事務局から折り返し連絡いたします。
<送付先>kddilabo-info@kddi.com
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・連絡先情報(氏名/役職/メールアドレス)
・面会/提案希望先(大企業名/提案概要)※複数可
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