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2021年09月22日

スタートアップに会いたい!Vol.34- 住友不動産

住友不動産株式会社
兼松 公彦
ビル営業二部長

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業50社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2021」からご確認いただけます。


日立物流に続く第34回目は住友不動産です。住友不動産の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


兼松氏に伺いました

何をしている会社ですか?

兼松:1949年の創業より70年続く不動産ディベロッパーです。当社の営業利益の7割を占めるオフィスビル事業を主力に、都市開発事業、分譲マンション事業、ハウジング事業、賃貸住宅事業、ホテル事業、イベント事業を行っています。

主力のオフィスビルにおいては、現在東京でNo1を標榜するオーナーになりましたが、2021年以降も再開発を中心とした延床80万坪超の開発を計画しており、収益基盤を強化していきます。一方で有明の商業施設「有明ガーデン」や、羽田のホテル施設「羽田エアポートガーデン」(※現在はコロナで開業延期)など、新しい分野にも挑戦していきます。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

兼松:「経営」と「オフィス」は切っても切れない関係です。当社主力のオフィス事業で、スタートアップの成長をバックアップしてきました。これまで当社のビルから大成長を遂げた企業は数え切れません。

またその他にも「マンションの近隣で、料理のテイクアウトができるワゴンが置けないか。」「VRの集客ツールを導入してくれないか。」といったスタートアップの要望を各部門の責任者に繋ぎ、当社のアセットからビジネスチャンスを見出してもらえるよう、様々な場を提供してきました。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

兼松:コロナ禍で生まれた課題について、お力をお貸しください。弊社がスタートアップと共に取り組みたいことは5つ挙げられます。

  1. 非対面営業や営業スキルの均一化などの営業改善による、ビルテナントリーシング契約率の向上です。
  2. オフィスに対するニーズ多様化への対応です。コロナの影響でオフィスでも感染対策や抗菌が重要視され、さらにサテライトオフィスやシェアオフィスの利用など、多様化しているニーズに対応していきたいです。
  3. ホテルの空席率解消についてです。
  4. 貸会議室の空室率解消についてです。
  5. 商業施設への集客力向上です。

共に取り組んでいけるスタートアップを探しています。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

兼松:実証実験等にお使い頂ける、都内のスペースを用意しています。

  • 住友不動産がテナントリーシングを行う、都内230棟のオフィスビル
  • 住友不動産保有のオフィスビル・時間貸しオフィス
  • ホテル ヴィラフォンテーヌ
  • 都内30か所の、住友不動産ベルサール貸し会議室
  • 有明ガーデン (商業施設、イベントホール、ホテル)
  • 新宿住友ビルイベントスペース (三角広場)

最後に一言お願いします

兼松:ビル事業においては後発企業である当社にとって、唯一かつ最大の武器は、“常に白紙から考える”姿勢でした。ビル用地の開発手法、テナントリーシング、ビル管理などにおいて、業界の常識や前例を疑い、他社とは異なる発想で事業に取り組むことで今日の住友不動産を築き上げてきました。

会社規模は大きくなりましたが、社風、社員の気持ちは今でもスタートアップと同じです。一緒に成長していきましょう。

 

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