- インタビュー
2025年01月30日
★特集★side project with MUGENLABO参加スタートアップ紹介 - LOOVIC
- LOOVIC株式会社
山中 享 - 代表取締役
2023年よりKDDI ∞ Laboにてプログラムを開始している「side project with MUGENLABO」へご参加いただいたスタートアップをシリーズ化にてご紹介!
side projectにて実際に大企業社員を受け入れたスタートアップに、MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
本日ご紹介するのは、LOOVICです。音声ナビガイドを活用した移動支援サービス「LOOVIC」を提供するスタートアップです。
今回は、LOOVICの代表取締役 山中 享氏にお話を伺いました!
- めぇ〜ちゃん
- 「side project with MUGENLABO」は、KDDI ∞ Laboと、スタートアップへの越境プログラム「レンタル移籍」や「side project」を手がけるローンディールが手を組み、2023年から開始しました!
本プログラムは、業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし、人手不足解消と新たな事業共創を目指す人財支援プログラムです。
大企業社員は3カ月間の期間で就業時間の約2割を目安に、スタートアップの業務に従事いただきます。スタートアップは人手不足解消に加え、大企業の社員と関わることによる新たなアイディアと事業共創機会を見込むことができます。
代表取締役の山中氏に伺いました!
何をしている会社ですか?
山中:音声ナビガイドを活用した移動支援サービス「LOOVIC」を提供しています。LOOVICは、土着性となる人の専門的な知識・経験を、移動の道中でシェアできる人間拡張技術で、モビリティ技術×音声SNSプラットフォームです。特に提供主が誰か?がわかることは、混沌としたなか過剰なAI社会に翻弄させられない当社独自のコア技術です。AIについては、当社も使うバランスを強く意識して開発しています。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
山中:明確に障碍と認識できないグレーゾーンの方を支援したことから、当事者は気づかれたくない想いがある事に気づきました。制度を用いて分別することなく、ユニバーサル技術で救う必要性を痛感しました。私達の社会での「少しの苦手」は、当事者からすると「もっと苦手」です。そのため当事者目線で技術開発をすると、一般の方にとってとても使いやすいUIやUXになる、という研究開発の定義に行き着いたことがこの事業の始まりになっています。
side projectに参画した背景を教えてください!
山中:当社はスタートアップとういこともあり、専門的スキルを持ったメンバーの確保が資金的に難しいこともあり、ご相談をさせていただくことに至りました。
side projectに求めることは何ですか?
山中:専門的スキルを活かしていただき、スタートアップとの新しい共創の形で、事業のビジョンを目指して、ともに達成していくことを目指したいです。
これからの目標はありますか?
山中:私たちは、LOOVICのサービスを通じて外出機会を増やし、地域の活性化や社会的包摂を推進したいと考えています。
現場を知る人だからできる個性を生かした情報発信の仕組みを、法人向け事業の現場では、公共空間の危険意識の知識・経験を、安全管理に転用することで、新しい活用方法に広げていく予定です。特に、現場を熟知する人によるデータ作成という共通点を生かし、異なる職種、課題に柔軟に対応できます。将来的には、本件の技術特許を活かし、日本だけでなく世界中で技術を展開し、文化や価値観を超えた日常での移動社会を変えていきます。
最後に一言お願いします
山中:LOOVICは、技術を通じて人と地域をつなぐことを目指しています。一緒に新しい未来を創り上げていきたいです。
https://www.kddi.com/open-innovation-program/mugenlabo/sideproject/
業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし人手不足解消と事業共創を目指すプログラム
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