- インタビュー
2026年03月26日
法務に特化したAI Agentを提供 - LegalAgent

- LegalAgent株式会社
朝戸 統覚 - CEO
2026年3月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行った。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューを行ったので皆様にご紹介!
4社目はLegalAgent。生成AIを活用した法務サービス「Legal Agent」を提供するスタートアップ。今回は、LegalAgent CEOの朝戸 統覚氏に話を伺った。
めぇ〜ちゃん- あなた専用の優秀なアソシエイトを、 Wordファイルの中に。
Legal Agentは、法務業務において「本当に使える」、 法務に特化したAI Agentです。
CEOの朝戸氏に伺いました
何をしている会社ですか?
朝戸 :Legal Agentは、AI-BPOと、法務特化のAI-Agentを提供しています。主力プロダクトの「Legal Agent」は、Word上で契約書や各種法務書面を直接修正し、優秀なアソシエイト弁護士のように変更履歴やコメントの付与まで行える法務特化のAI Agentです。
法務の現場では、ブラウザに文章を貼り付けてAIを使うだけでは実務になりません。実際には、Wordファイル上で相手方コメントを読み、最小限の差分で条文を修正し、必要に応じて説明コメントや返答案まで作る必要があります。Legal Agentは、そうした法務の実務フローそのものに入り込み、日々の契約レビューやドラフト作成を支援し、法務パーソンの生産性を劇的に向上させます。

サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
朝戸 :法律事務所やスタートアップ法務の現場で、法務業務が依然として人手に大きく依存していることを強く感じてきた中で、生成AIに衝撃を受けて、法務の在り方が根本的に変わることを確信し、創業しました。生成AIは急速に進化していますが、法務の現場では、Word上の変更履歴やコメント、複雑な文脈を踏まえた最小差分修正など、汎用ツールでは対応しきれない課題が多くあります。
一方で、企業側は法務人材が足りず、スピードと品質を両立したいというニーズを強く持っています。そこで私たちは、AIを法務の外側に置くのではなく、法務担当者や弁護士が普段使っているWordの中に直接組み込み、実務そのものを支えるプロダクトを作ろうと考えました。実際に私が自ら使っているプロダクトとなっています。
これからの目標はありますか?
朝戸 :今後の目標は、Legal Agentを「法務担当者や弁護士にとって当たり前に使う実務基盤」にしていくことです。契約書レビュー、ドラフト、コメント対応、社内審査、M&A関連書類の修正など、法務の多くの業務は本来、もっと構造化され、効率化できる余地があります。Legal Agentによって、担当者はゼロから文書を読み込み、手作業で修正する時間を減らし、より重要な判断や交渉、事業支援に集中できるようになります。また、個人の経験や力量に依存していたレビュー品質を、チームとして再現性高く引き上げられるようになります。
将来的には、法務人材不足が深刻な企業でも、少人数で高品質な法務体制を構築できるようになり、法務が「守りの部署」ではなく、事業成長を加速する部門へと変わっていく未来を実現したいと考えています。
最後に一言お願いします
朝戸 :Legal Agentは、法務の現場で本当に使われるAIプロダクトを目指して開発してきました。私たちが解きたいのは、単なる業務効率化ではなく、法務実務そのものの再設計です。そのためには、さまざまな業界で実際に発生している契約・審査・文書業務の課題に触れながら、現場に合った形でプロダクトを進化させていくことが欠かせません。文書DX、業界特化ワークフロー、販売連携、BPO連携など、共創の可能性は大きいと考えています。
法務の未来を支える新しいインフラとなるべく、ぜひご一緒できればうれしいです。
KDDI 木村- ★推しポイント★
LegalAgentは、法務実務の現場で不可欠な「Word」という既存のワークフローに、生成AIを深く溶け込ませた実務直結型のスタートアップです。単なる文章生成に留まらず、変更履歴の作成や差分修正、さらには説明コメントの付与まで、あたかも優秀なアソシエイト弁護士が隣にいるかのような体験をプロダクトとして具現化しています。文書DXやBPO連携など、契約・審査業務に課題を持つ幅広い大企業との共創により、法務のあり方を再定義するインフラになることが期待される注目の1社です。
それでは次回もお楽しみに♪

関連リンク
関連記事
インタビューの記事
-
日本円連動型ステーブルコインを発行 - JPYC
2026年03月25日
-
生成AI・ロボット等 先端技術サービスの社会実装をワンストップで提供 - Jizai
2026年03月24日

